お役にたちたい [コラム]

要はまあ、作業犬のようなメンタリティーなのかな、とも思う。頑張っている人のお手伝いをしたい、自力では越えられない壁を越えようとしている人の援護射撃をしたい。

一言でいえば、「何かお役にたてれば幸いです」と思いつつ、出動要請を待っている感じだ。だから学生であれ誰であれ、SOSを発信している人に気づくと燃える。

逆に、自力ではほとんど何もせず、「さあ、早く何とかしてくれないかね、キミ」みたいな感じだと、「えー、まあ、大変っすねえ、ホント。あー大変だ大変だ。頑張ってくださーい」と爪楊枝でも使いたくなる。

問題は、後者のパターンが圧倒的に多いのが世の常で、教師という職業上、それでも何らかの対応をせざるを得ないということ。

まあ、一生懸命やろうとしていない人に対して、努力の必要性と方向性を示し、具体的なやり方を示したうえで、背中を押してあげるのも大事な仕事だ。

そもそも、自力で頑張っている人は、基本的に他人の力を借りずに黙々と前進していくから、こちらの出番はほとんどないわけだし。

普段は応援団をしつつ、SOSが来たら全力で援護射撃。そんな形でこれからも行くことになるのだろうなあ。

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