冬のオーストラリアから [留学]
柴原先生、通翻のみなさん
ご無沙汰しています!志村です!
日本はそろそろ暑くなってくる時期でしょうか?オーストラリアはもう冬が近づいていて、朝晩はとても寒いです。しかもオーストラリアの家は暑さ対策万全で、涼しくなるように設計されているので、家の中にいるとなおさら寒いです(笑)ただ日差しは強いので、昼間は20度くらいまで気温が上がります。さすがオーストラリアの日差しは一味違います(笑)
大学のほうはと言いますと、早いもので昨日で前期が終了しました。ということで今回は前期に履修した授業についてお話ししたいと思います。今学期はQUT International Collegeという語学留学施設に通いました。留学当初は神田のELIの授業のように英語「を」学ぶ授業をイメージしていましたが、英語「で」学ぶことができる授業も含まれていました。そこで私は4つの授業を履修しました。
1. Professional Communication1
私はUniversity Exchange Diplomaのコースに入っており、この授業はDiplomaの学生の必修授業です。一言で説明すると、学部への準備段階のような授業です。通常Diplomaの学生は1年間QUTICに通った後、学部に行くという形になります。(私の場合は交換留学なので半年で学部に行くことが可能です。) この授業ではエッセーの書き方やプレゼンの方法など、学部に進学してから役立つスキルを学びました。ちなみにこの授業の期末試験で「次の新聞記事を読んで、記事の要約、その記事の内容が主観的であるか客観的であるか、記事に対する自分の意見を書きなさい」という問いがありました。2年生のメディアイングリッシュでやったことと非常に似ていて、メディアの授業が、英語で自分の意見を書くことができるようにできるための基礎になっていたことを強く実感しました。あと、ちょっと話がそれますが、2年生のときは週に2回300字のエッセーを書くのにもものすごく苦労していました。しかし、1000字~2000字のエッセーを書いていると300字がものすごく短く感じます。
2. Creative Industries: People &Practice
この授業も学部への準備段階のような授業で、University Diploma in Creative Industriesの学生の必修授業です。来学期に学部に移動したら、Creative Industries(音楽、映画、ドラマ、ファッションなどの専攻があります)の授業を取りたいと思い、この授業を履修しました。自分が学部に行ってから学びたいことと将来のキャリアをどのように繋げていくか、ということに主に焦点を当てた授業です。
3. Strategic Speech Communication
この授業では効果的なスピーチの方法について学びました。私が2年の前期に履修したPublic Speakingの授業に似ていました。しかしこの授業では、ただスピーチをするだけでなく、効果的なスピーチの理論を学んだり、アウンサン・スーチーさんのノーベル平和賞のスピーチを分析したりと、更に深いところまで学びました。この授業で出てくる単語は専門的な言葉ばかりで、自分の単語力不足と背景知識不足が顕著になってしまいました。ちなみに期末のプレゼンのテーマがPersuasive Speechで、私は「食料を無駄にしてはいけない」というトピックを選びました。日本人が私しかいないということもあったので、プレゼンの中で「Mottainai」を紹介しました。すると先生がこの言葉をとても気に入ってくださったようで、とても嬉しかったです。それと同時に「Mottainai」が世界共通語としてまだまだ浸透していないんだな、という風に感じました。
4. Marketing
背景知識不足に一番悩まされた授業です。出てくる言葉はもちろんビジネス用語ばかりです。例えば、マーケットの成長率とマーケットシェアを図で表した、BCG Matrixというものが出てきました。成長率が低くシェアが高い事業はcash cowと呼ばれています。背景知識のない私は「現金…?牛…?」と困惑してしまいましたが、日本語で調べたら「金のなる木」と訳されていました。通訳にももちろん共通しますが、やはり背景知識は大事です。この授業で背景知識の大切さを改めて感じました。さらに、前にも少しお話したかもしれませんが、先生が台湾出身の方で強い訛りがあったので、最初のほうは何を話しているのかほとんど聞き取れずとても苦労しました。また、授業のタイトルだけを聞くと講義系の授業に思われるかもしれませんが、「雨水を利用した新商品を売り出すのにどの国が一番適しているか、またどのようなマーケティング戦略を行うべきか」をテーマにしたプレゼンも行いました。
前期で感じたことは、背景知識の大切さと自分の英語の未熟さです。こっちに来て4か月経っても、正直まだまだです。1ヶ月ちょっと休みがあるので、その間はニュースを聞いたり英検1級の単語を覚えたりしながら、さらに英語力を強化したいと思います。また、来学期には学部で映画の授業を取る予定なので、映画についての知識も今のうちに入れておきます。
では少々長くなりましたが、これで失礼します。
みなさん課題や合宿の準備等で色々忙しいと思いますが、体を壊さないようにお互い頑張りましょう!
3年志村明純
**********
志村さん
小野尾です。
いろいろと学んでいるようで、なによりです。
私もいろいろわからないことが多いので、志村さんの学んだこと、どんどんシェアしてください。
楽しみにしています。
小野尾
********
(柴原注:元の小野尾君のメールは、「シェア」が「シャア」になっていました)
小野尾君
CC志村さん
3倍速で?(笑)
しばはら
*********
先生、
誰もわかってくれないと思います。。。
そういえば先日、ミャンマーで開かれている世界経済フォーラムの教育セッションに参加してきました。6時間ぐらいミャンマーの学生達とディスカッションしていたのですが、ヤンググローバルリーダー達の柔らかい物腰、話を聞く姿勢は勉強になりました。大物ほど、素直というか、純粋というか。あの雰囲気を出せる大人になりたいものです。
と近況報告でした。
小沼
**********
小沼君
あ、あれかな、みんな世代的に知らないかな。
僕もあの作品、小学校の時に最初のを見て以来、
続編なんかは一度も見たことなくて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB#.E9.80.9A.E5.B8.B8.E3.81.AE3.E5.80.8D.E3.81.AE.E3.82.B9.E3.83.94.E3.83.BC.E3.83.89
まあ、アホな話はともかく、元気そうで何よりです。
まずは、目標となる人に出会うことですよ。目指す場所が
分かれば、時間がかかってもそこまで歩いていけます。
そういう場所が分からないまま迷走するのがもったいない
ですからね。
誇張や冗談ではなしに、小沼君にはぜひ日本とアジアと
世界の将来を背負っていって欲しいと思います。
いろいろと大変なこともあるようですけれど、
ぜひ大活躍してきてください!
柴原 智幸
ご無沙汰しています!志村です!
日本はそろそろ暑くなってくる時期でしょうか?オーストラリアはもう冬が近づいていて、朝晩はとても寒いです。しかもオーストラリアの家は暑さ対策万全で、涼しくなるように設計されているので、家の中にいるとなおさら寒いです(笑)ただ日差しは強いので、昼間は20度くらいまで気温が上がります。さすがオーストラリアの日差しは一味違います(笑)
大学のほうはと言いますと、早いもので昨日で前期が終了しました。ということで今回は前期に履修した授業についてお話ししたいと思います。今学期はQUT International Collegeという語学留学施設に通いました。留学当初は神田のELIの授業のように英語「を」学ぶ授業をイメージしていましたが、英語「で」学ぶことができる授業も含まれていました。そこで私は4つの授業を履修しました。
1. Professional Communication1
私はUniversity Exchange Diplomaのコースに入っており、この授業はDiplomaの学生の必修授業です。一言で説明すると、学部への準備段階のような授業です。通常Diplomaの学生は1年間QUTICに通った後、学部に行くという形になります。(私の場合は交換留学なので半年で学部に行くことが可能です。) この授業ではエッセーの書き方やプレゼンの方法など、学部に進学してから役立つスキルを学びました。ちなみにこの授業の期末試験で「次の新聞記事を読んで、記事の要約、その記事の内容が主観的であるか客観的であるか、記事に対する自分の意見を書きなさい」という問いがありました。2年生のメディアイングリッシュでやったことと非常に似ていて、メディアの授業が、英語で自分の意見を書くことができるようにできるための基礎になっていたことを強く実感しました。あと、ちょっと話がそれますが、2年生のときは週に2回300字のエッセーを書くのにもものすごく苦労していました。しかし、1000字~2000字のエッセーを書いていると300字がものすごく短く感じます。
2. Creative Industries: People &Practice
この授業も学部への準備段階のような授業で、University Diploma in Creative Industriesの学生の必修授業です。来学期に学部に移動したら、Creative Industries(音楽、映画、ドラマ、ファッションなどの専攻があります)の授業を取りたいと思い、この授業を履修しました。自分が学部に行ってから学びたいことと将来のキャリアをどのように繋げていくか、ということに主に焦点を当てた授業です。
3. Strategic Speech Communication
この授業では効果的なスピーチの方法について学びました。私が2年の前期に履修したPublic Speakingの授業に似ていました。しかしこの授業では、ただスピーチをするだけでなく、効果的なスピーチの理論を学んだり、アウンサン・スーチーさんのノーベル平和賞のスピーチを分析したりと、更に深いところまで学びました。この授業で出てくる単語は専門的な言葉ばかりで、自分の単語力不足と背景知識不足が顕著になってしまいました。ちなみに期末のプレゼンのテーマがPersuasive Speechで、私は「食料を無駄にしてはいけない」というトピックを選びました。日本人が私しかいないということもあったので、プレゼンの中で「Mottainai」を紹介しました。すると先生がこの言葉をとても気に入ってくださったようで、とても嬉しかったです。それと同時に「Mottainai」が世界共通語としてまだまだ浸透していないんだな、という風に感じました。
4. Marketing
背景知識不足に一番悩まされた授業です。出てくる言葉はもちろんビジネス用語ばかりです。例えば、マーケットの成長率とマーケットシェアを図で表した、BCG Matrixというものが出てきました。成長率が低くシェアが高い事業はcash cowと呼ばれています。背景知識のない私は「現金…?牛…?」と困惑してしまいましたが、日本語で調べたら「金のなる木」と訳されていました。通訳にももちろん共通しますが、やはり背景知識は大事です。この授業で背景知識の大切さを改めて感じました。さらに、前にも少しお話したかもしれませんが、先生が台湾出身の方で強い訛りがあったので、最初のほうは何を話しているのかほとんど聞き取れずとても苦労しました。また、授業のタイトルだけを聞くと講義系の授業に思われるかもしれませんが、「雨水を利用した新商品を売り出すのにどの国が一番適しているか、またどのようなマーケティング戦略を行うべきか」をテーマにしたプレゼンも行いました。
前期で感じたことは、背景知識の大切さと自分の英語の未熟さです。こっちに来て4か月経っても、正直まだまだです。1ヶ月ちょっと休みがあるので、その間はニュースを聞いたり英検1級の単語を覚えたりしながら、さらに英語力を強化したいと思います。また、来学期には学部で映画の授業を取る予定なので、映画についての知識も今のうちに入れておきます。
では少々長くなりましたが、これで失礼します。
みなさん課題や合宿の準備等で色々忙しいと思いますが、体を壊さないようにお互い頑張りましょう!
3年志村明純
**********
志村さん
小野尾です。
いろいろと学んでいるようで、なによりです。
私もいろいろわからないことが多いので、志村さんの学んだこと、どんどんシェアしてください。
楽しみにしています。
小野尾
********
(柴原注:元の小野尾君のメールは、「シェア」が「シャア」になっていました)
小野尾君
CC志村さん
3倍速で?(笑)
しばはら
*********
先生、
誰もわかってくれないと思います。。。
そういえば先日、ミャンマーで開かれている世界経済フォーラムの教育セッションに参加してきました。6時間ぐらいミャンマーの学生達とディスカッションしていたのですが、ヤンググローバルリーダー達の柔らかい物腰、話を聞く姿勢は勉強になりました。大物ほど、素直というか、純粋というか。あの雰囲気を出せる大人になりたいものです。
と近況報告でした。
小沼
**********
小沼君
あ、あれかな、みんな世代的に知らないかな。
僕もあの作品、小学校の時に最初のを見て以来、
続編なんかは一度も見たことなくて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%AB#.E9.80.9A.E5.B8.B8.E3.81.AE3.E5.80.8D.E3.81.AE.E3.82.B9.E3.83.94.E3.83.BC.E3.83.89
まあ、アホな話はともかく、元気そうで何よりです。
まずは、目標となる人に出会うことですよ。目指す場所が
分かれば、時間がかかってもそこまで歩いていけます。
そういう場所が分からないまま迷走するのがもったいない
ですからね。
誇張や冗談ではなしに、小沼君にはぜひ日本とアジアと
世界の将来を背負っていって欲しいと思います。
いろいろと大変なこともあるようですけれど、
ぜひ大活躍してきてください!
柴原 智幸
2013-06-07 10:45
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