『幽遊白書』「禁句(タブー)」の英語版 [雑談]

これ面白いです。

“『幽遊白書』「禁句(タブー)」の英語版はやっぱり大変だった!
http://world-manga.at.webry.info/201308/article_3.html

でもどうせみんなゆうゆう白書しらない世代なんだろうな…。。

小沼

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いやー、化け物ですね。

設樂竜一

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みなさんこんにちは。日本にいる方々はおはようございます。
先輩にしか返信できてなくてすみませんでした。ええ。

幽遊白書は名前だけ知っていましたが、とても興味深かったです。
翻訳者はかなり苦戦したでしょうね…。
ご紹介ありがとうございました!

笠原

設楽君の夏合宿体験記 [雑談]

ううう、ようやく夏を乗り切った……かな?ホッとするまもなく新学期なわけですが。

滞りまくっていたブログも、更新再開です。まずは夏休み中の通翻MLのやり取りなどを。

パスワードすら忘れてしまって焦ったのは秘密だっ!(←全然秘密になってませんが)

柴原 智幸

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T&I fellows

I attended a study camp which is arranged by alc.co. as an assistant for professor Shibahara.
The camp is planned for high school teachers. I've learnt various thing there.
Now I write about things which relevant to teacher's perspectives.

There are two important things.
1. Input which aiming for output.
2. Understanding purposes for training.

As for 1, everyone took Professor Shibahara's class understood, I hope.
Currently it is changed that what does high school English class' curriculum weigh from grammar to communication.
Students began to speak English more, comparing with periods when we were students.
So, it can be said that students become to gain much opportunity to output. Some teachers said, however, students don't speak much in their classes. Then, I noticed 1 should be encouraged. In Prof. Shibahara's class, almost of all Professor's instructions are based on this. Did anyone notice?

Let me mention about 2.
Training should be designed with clarified purposes before starting.
Unless, students are going to be perturbed about what the training aiming for.
We, as students, must think about this such as during studying alone.
Understanding purposes is important.

I hope I could let you notice those important things.
Send message if you tell any mistake, as usual.

Thank you very much.
Ryuichi Shitara

P.S.
Have a nice summer holiday.

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Mr. Shitara, Professor Shibahara and T&I folks

Hello everyone. How have you been?
I have noticed a few things reading the email from Mr. Shitara, so let me tell you about them.

It is regarding both two things Mr. Shitara has mentioned above.
As he mentioned, the English education in high schools in Japan come to focus on communication rather than just inputting grammar. And it is also the truth that not many students are actually utilizing the opportunities to speak English. To improve this situation," input which aims at output" is ofcourse important, I think. However, I don't think only the way to input is the reason for the students unwillingness to speak English. It seems to be related to the basic skills of communication too. Different to the other countries that have the communicative classes such as debate, Japanese students seldom have opportunities to voice their opinions. In my experience, when I took an entrance exam to college, there existed a way to value students by making them to write their opinions about the showed statements. But most of the ways were based on the results of the exams. Because of the examination's style in Japan, students goals to study were set to pass the examinations.

In addition to the lack of communicative classes until they enter universities, their erroneous goals to study deprived them of the confidences to voice their opinions, and speak English.

In my opinion, before starting to study practical English, students first need to be proveided with communicative classes such as debate and presentations, or at least, they need to be asked their opinions more in each classes. In the communicative classes, Japanese students would learn the way to organize their opinions and voice that. This would be the first step for Japanese students to be able to control English as a tool.

Moreover, the form of entrance exams which is too focused on academic ability should be changed to the one which tests students way of thinking. Knowing that they will be tested their way of thinking and knowledges, students would naturally come to be interested in many things and have their own opinions. Most importantly, it would be directry connected to the "input which aims at output"

These are what I thought having read the email from Mr. Shitara, and two main opinions.
The negative attitude toward saying their opinions also may be related to the cultural backgroud of Japan, but I have not touched that aspect here.
Thank you for reading this long boring words, and I'm sorry that it was not well organized.

I beg your opinions about the same topic.

Best regards,

Momoko Ohira

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柴原先生、通訳翻訳課程の皆さん

設楽先輩のことを、"Mr. Shitara" と呼ばせていただきましたが、とても不自然な感じがします。
「~先輩」と訳すときはどうしたらいいですか?

大平桃子

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大平さん

翻訳はインターカルチュラルでありますが、
多言語を使う時は各文化内の価値観で言語を使用するのではないか、と言うのが私の意見です。

つまり、英語を使って議論するのであれば、英語圏の文化背景で英語を使うのではないか、と言うことです。

「~先輩」を例に出して説明すると、
日本語では~先輩は通じる→OK そのまま使ってOK
英語では           →NO 英語には先輩後輩の概念がない → では別の表現で →Mr.Shitara

こういうことです。
大平さんは英語で先輩に意見する経験が少ないため(推論ですが)このような印象を受けたのだと思います。


ですが、
このことは翻訳とは別です。
翻訳する時に「先輩」という単語が出てきたらきちんと訳さなければならないと思いますよ。
では、実際に翻訳するならどう訳すのか?

辞書を引くと
senior
が真っ先に出ますね。
それか
my elder friend
とかかな。

合ってるかわかりませんが・・・
先生ヘルプお願いします。


設樂竜一

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設楽君、大平さん
通翻課程のみなさん

ようやくメールに返信できるようになりました。
ブログもボチボチアップして行きますよ。

さて、「先輩」ですが、この文脈だと私なら
sempaiとしてしまいますね。アニメなどでも
そういう風に訳しているものが多いです。

seniorだと、単に年上という感じがするだけですし、
上手く言えませんけど、日本語の「先輩」と
英語のfriendは、They don't go hand in hand.という
感じがしますしね。

要は、「先輩」という概念自体が英語ではあまり
強くないわけで、それを表すには日本語をそのまま
持ち込んで「ん?何?何か新しい考えなわけ?」と
興味を持たせ、状況的に理解させるか、あるいは
訳注などを付けて説明して「ああ、そういうこと」と
納得させるしかないかと。

逆に、ニュースの通訳準備をしていて、Her sister
was also killed in the accident.という言葉が出て来た際には
「姉」なのか「妹」なのかでいつも悩みます。状況的に
分かる場合は良いんですけれど、どうしようもない時は
推測するしかないですね。

柴原 智幸

小野尾君、アルクのイギリス特派員に応募したそうです [雑談]

ここの所、仕事に忙殺されていまして、通翻MLに流れた面白いメールのブログ転載も、すっかり滞ってしまいました。そんなわけでだいぶ遅れてしまいましたが、小野尾君のメールを転載します。

選ばれたら、ちょうど私もイギリスにいる頃ですから、パブで一杯やれるかもしれませんねえ。私の名前の使用料は、Strong Bowを1パイントってことで(笑)。

柴原 智幸

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先生・通翻のみなさん

小野尾です。

そういえば、イギリス特派員募集に申し込みました。ぜひみなさんも応募だけでもしてみたらどうでしょう?

先生、申し訳ありませんが、志望動機の部分に先生の名前を「なにげな~く」入れさせていただきました(笑)
たしか「私の師匠であり、アルク様でブートキャンプなどの講演会もしているNHK通訳者の柴原先生もBBCで働いていたということもあり・・・」みたいな感じです。

昨日は通訳関係でいろいろありかなり疲労がたまっており、学期も終わりに近づいているということで、体も脳も死んでいますが、みなさんもレポートやらなんやら大変でしょうし、頑張っていきましょう。

あと大西さんと22日に会うのですが、会いたい人いますか?
ある通訳者の方もいらっしゃるので、大人数は無理でしょうが、2~3人くらいなら大丈夫そうです。

昨日思ったのですが、通訳者として働くには、並大抵の実力と努力では不可能だと思いました。
特に全くなじみのない専門分野+スピーカーが通訳を無視 という状況だと、厳しいですね。

日本語も英語も知識もそうですが、頭の回転が速くないといけないし、記憶力も相当なければいけないと思います。

そういう力を上げるためにも、これからもしっかり練習して力つけていきたいです。

でもまずは英語力をあげたいと思います。
最近つくづく英語力のなさに嘆いています。

なにか頭がよくなる薬でもないもんですかね(笑)

小野尾

上田人権人道大使の発​言について [雑談]

おはようございます。
小野尾です。

先日、上田大使の発言が問題になりましたね。
みなさんもきっとご存知かと思います。


いきなり例を出しますが、小学校のクラスで一人だけアメリカ人がいるとしましょう。
他は全員日本人です。

その一人のアメリカ人が母国アメリカについて主観で語ります。
「アメリカって~」「アメリカ人って~」

きっとそのクラスにいる日本人の生徒は「へ~アメリカってこういう国なんだ」と思います。

もしその一人がいじめっ子であれば、「アメリカ人はいじめっ子で性格が悪い」と思われるでしょう。

逆でもしかりですね。

日本人が海外に留学します。

そこに日本人の学生が少なければ少ないほど、その日本人を見て、「日本人の性格は~なんだ」「日本人の行動様式は~なんだ」と皆が思います。


ではもっと突き詰めて、外交の場ではどうでしょうか。

日本を代表して発言する場合はどうでしょう?

それが東京大学出身でハーバードの大学院に行っている人であればどうでしょうか?


もしかしたら、「これだから東大はダメなんだ」と思う人がいるかもしれません。
海外からは、「日本も相変わらずダメだな~」と思われます。

もちろんそんなことはありませんよね。
しかし人はそう思うものです。


マイノリティーの立場にいるときこそ、人は自分を律して、言葉を話し行動していかなくてはいけないと思います。


やはり、外務省でハーバードまで行って、「英語」というものをある程度分かっていなくてはいけない人間が、shut upという言葉を国連で発言してしまうことは問題だと思います。


合宿だってそうですよね。

以前ある学校から呼んだ学生が、非常に自分勝手な行動をして、さらには合宿運営の文句まで言ってきたことがあります。

通翻や他の大学の方の反応は、「あの学校はダメだな。偏差値も低いし」でした。

でも決してそんなことはなく、真面目に勉強して、態度も良くて、実力もある程度持っている学生だっていました。

しかし、たった一人の発言や行動で全体に影響が出ます。


私は留学中、絶対に「日本人はちゃんと考えを発信でき、勉強もしっかりする人種なんだな」と思われるように頑張ってみました。
うれしいことに、ルームメイトや授業で一緒だった友達から、「日本人ってすごいね」と日本を褒めてもらえることができました。

通訳コンテストでも、合同合宿でも、「柴原先生が引っ張って行っている神田外語大学は頑張っているんだな」と印象づけることができました(母校にあまり評価されなかったことは大変悲しいですが)。正確には、「神田外語大学」ではなく、「神田外語大学通訳・翻訳課程が」なんですけどね。
しかし人は、「通訳翻訳課程が」ではなく、「神田外語大学が」と思うものです。


今の大学院でもそのように思われるようにやっているつもりです。

そしてもう一つ思うことがあります。

「英語使えてなんぼの時代」などと言われていますが、そんなことはまったくなく、未だにしっかりと英語が使える人は貴重なんだなということです。

そして、英語を使う最高峰の職業である通訳者が身近にいることが、どれだけ貴重かも実感しています。

ぜひ、柴原先生から学べるだけたくさん学んでいきましょう。

そして勉強会でも、仲間からどんどん学びましょう。

小野尾

P.S.
今日は勉強会に参加しようと思います。
終わったら有志でご飯にでも行きましょう。

公文と反復練習とユメタンと [雑談]

柴原先生、通翻の皆さん こんばんは。

二年の水挽です。

さっき、カンブリア宮殿で「公文」の特集を見ました。その中でちょっと感じたことがあったので少しだけ話したいと思います。

番組では、公文の教育メゾットについて紹介していました。子供一人一人のレベルにあった課題をやらせる、自分で考える能力を養う、ほめて達成感を感じさせるなどいろいろあったのですが、なかでも重要だとおもったのがやはり、反復練習です。

僕たちがいつも言われているのと同じく、やはり反復によって「体に染み込ませる」ことを重点に置いているそうです。例として、公文では割り算の筆算を新しく習う際、割り算の筆算に入る前に復習として掛け算と引き算の問題を大量に解かせるそうです。(割り算の筆算には掛け算と引き算が必要なため)

体に染み込ませるってよく言いますが、どのくらいやればいいのかとずっと考えていました。そして考えているうちに思い出したのが、小学校の時にならった「寿限無(じゅげむ)」です。おそらく小学校低学年のときに覚えたんだと思いますが、今でも完璧に言えます(けっこう言える人いますが…)。でも別に小学校のときから今まで毎日音読してたとかじゃないけど、スラスラ言葉が出てきます。これがまさに体に染み込んでいるっていうんだとおもいました。

そう考えたときに、僕たち二年生が去年使ったユメタン、ユメブンは体に染み込んでいるのかと疑問に思いました。確認するためにちょっとユメタンでクイック・レスポンスをやってみたんですけど、結果は悲惨でした。ユメタンに関しては2周やったのでけっこういけるだろうとおもっていたので、ちょっとショックでした。。

でも改めて体に染み込ませることの重要さを実感しました。なんというか、もう大丈夫だろうって思ってからも、さらに念には念をでやり続ける必要があるなぁと思いました。なのでもう一回ユメタン、ユメブンをやり直そうと思います。

あまり内容のない文章でしたが、御清聴ありがとうございました。あ、ちなみに全国にある「公文」の塾の数は約1万6千で、セブンイレブンよりも多いんですって。(びっくり)

おやすみなさい。

緩和医療について [雑談]

柴原先生、通訳翻訳課程の皆さん

おはようございます。
クローズアップ現代で終末期患者の緩和ケアについて特集していたのですが、内容が興味深かったので少し紹介します。ワードで書いたものも、もしよかったら見てください。

「緩和ケア」という言葉はよく耳にしますが、ぼんやりとしか理解しておらず、その重要性に気づいていませんでした。おそらく自分ががん治療に求めていたのは、「予防する事、治すこと」という医療技術の進歩だったからでしょう。

ところがこの番組を見て、がんにおける緩和医療の重要性に気付きました。日本国民の死亡率一位である今や、がんを予防することだけでなく、自分の家族や大切な人がなったときに最後をどうやって過ごすか、を考えることも非常に大切だと思います。

この機会に、緩和ケアについて知ろうと思いますし、がんについても少し調べてみようかと思います。

また、淀川キリスト教ホスピスについて調べてみたところ、宗教食の提供も行うアジアで初めての病院ということで、それなんかも面白かったので見てみてください。以下URLです。

http://kelcclub.jp/2013-04-03/2471.html

大平 桃子

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「人生のディナー ~終末期医療の挑戦~」

 番組では、淀川キリスト今日病院ホスピスで取り入れられている“食事による緩和ケア”を取り上げていた。淀川キリスト病院では、死期を目前にした末期がんの患者に、一週間に一度食べたいもののリクエストを聞き、どんな食べ物でも実現する、ということを行っている。リクエストされた料理は、必ず一日で準備して次の日には提供される。これは、「今一番食べたいものを逃したら次が無いかもしれない」という思いからだ。
 この方法と共に利用されている薬が「ステロイドホルモン」である。この薬は副作用が強く長期間の利用は避けられるものだが、末期の患者にはメリットの方が多いという。
 患者のリクエストする食事は様々で、中にはらっきょう、窯で炊いた白いご飯などいたってシンプルなものも多い。食事は人生の中で重要な役割を果たし、それぞれの思いが詰まったものなのだ。

 食道がんを患う山下さんは嘔吐を繰り返し、腸瘻によって栄養を摂取していた。「体力がなくなっていくのが一番つらい」ところが山下さんは口で食べることにこだわっていた。そこで、妻との最後の思い出に鍋をつつきたい、とすき焼きをリクエストした。山下さん夫妻は鍋が大好きだったが、病により二人で鍋を囲む時間が持てなかったという。二人は病院内に用意された旅館をイメージした広めの部屋で、焼酎片手にゆっくりと鍋を楽しんだ。山下さんは豆腐を一口食べることができた。「喜んでいる嫁の姿がうれしい」と笑顔で語り、その十日後、山下さんは息を引き取った。

 淀川キリスト病院ホスピス長の池永昌之さんが語った主な内容は以下である。
 自分のことがじぶんでできなくなるなかで、食事を自分で選択し、本人らしさを大切にしてほしい。自分の人生に影響を与えた食べ物を食すことは、これまで大切にしてきたものや思い出を振り返る総決算になる。癌になるのはもはや特別なことではない。自分も将来なる可能性があるものであり、この現場に携わることで、家族を大切にすることや食べる幸せなど、考えさせられることが多くある。その点、自分たちも患者さんたちから「ケア」されていると感じる。私たちの取り組みが「緩和ケア」に与える影響としては、これまでネガティブだと思われていた癌や死が、今まで会えなかった人と会えた、あるいは家族の大切さに気付けた、という少しでもポジティブな方向へかえる影響があるだろう。人生の意味を見出す、というのがこれからの緩和ケアの大きな目標だ。

※がん医療における緩和ケア
 がんに伴う体と心の痛みを和らげ、生活やその人らしさを大切にする考え方
 
※腸瘻
 口から食事をすることが非常に困難な場合に、手術でお腹に穴をあけて腸までの通路を作り、そこから流動食を流し込む、経管栄養法の一つ

※ホスピス
 主に末期癌(がん・ガン)患者に対して緩和治療や終末期医療(ターミナルケア)を行う施設

「通りゃんせ」 [雑談]

通翻MLより転載です。

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(プレゼン練習会関連で、松崎さんが点字ブロックに言及したことを受けて)

桃子ちゃん、はるか、シェアありがとう。
私もなるべく参加して、プレゼンしたいと思います。

はるか、点字ブロックのことは初耳でした。というか良く声を掛けられたね~。
日本人のイメージアップだね。
盲目の人で思いついたのだけど、横断歩道では青になったとき音楽流れたりは
(たぶんないだろうけど)するのかな?
日本では曲名忘れたけどミーーミーレ ミーミレシー ファーファファ♭ラーファミ ファミレーミー
とかいう曲が流れるよね確か。

また貴重な経験シェアお願いします。

ぬで島

*****

橳島さん

「とおりゃんせ」だね。
さすが音楽に通じている。
世界が音で満ちているんだね。

設樂

*****

橳島さん
竜一

青信号で音楽が流れるって初耳なんだが…
こっち(関東)じゃそれが普通なのかい?

僕の地元(新潟)ではピヨピヨ音とカッコー音の
2種類なんだ。どっちが何か忘れたけど、これで渡る方向を示してたはず。

教えてくれてありがとう。

中村

*****

中村君

確かとおりゃんせは廃止になってピヨピヨとカッコーに代わられたはず。

設樂

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通翻課程の皆さん

こういう話になると、首を突っ込まずにはいられない性分でして。

ちょっと調べてみましたが、ウィキの「通りゃんせ」によれば、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%9B

<引用ここから>

日本の横断歩道に設置されている音響装置付信号機には、この『とおりゃんせ』や『故郷の空』を青信号のメロディに採用しているものが多かった。最近では鳥の鳴き声(南北方向がスズメのさえずり、東西方向はカッコーの鳴き声)を模した信号機に置き換えられつつある。

日本の音響信号機に採用されているのは「調べ(=曲)が終わるまでは通っても安全」というアナロジー(みたて)である。そのため「こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ」の部分まで流れないことがほとんどであった。中には、「行きはよいよい 帰りは」の後に点滅信号となり、連動して、「ピーポー ピーポー」と交通事故後の救急搬送を連想させる信号機もある(あった)。

<引用ここまで>

ということです。いろいろいきさつがあるわけですね。

「かえりはこわい」の部分が不適切であるという苦情をうけて廃止に
なったとかいう話を小耳にはさんだような気がするのですが、
そこは調べがつかず、です。

柴原 智幸

設楽君から松崎さん&通翻課程の皆さんへ [雑談]

松崎さん
通翻課程の皆さん

ほほう、とても良い学びをしていますねぇ。
なんて先生は書くんでしょうね(笑)。

いや、自分の言葉で表現しますと、
羨ましいの一言です。

私は留年して2年を繰り返しているわけですけれども、順調にいけばこの時期にちょうど留学していたのに・・・
と思ってやみません。

アイデンティティについての話が出ました。シェアありがとうございました。とてもためになります。
話を聞くとその授業風景が見えてくるようです。

翻って私は4月から、国語力を上げるために一日一ページ、ノートに何か書いています。
書くことがあまりないので、好きな詩の感想などを書いています。
そのノートと向き合う時間は自分と向き合う時間なのかなと、ふと思ってみたりもしました。
松崎さんの引用した二つ目の文章は、今の私の思いとほぼ同じでした。
こうやってつながるところが出てくるとちょびっとうれしくなりますよね。

設樂竜一

*****

設楽君

何か完璧にリアクションを読まれていてちょっと悔しいです。でもねえ、本当にすごいと思うんですよ、皆さん。

結局、我々教師ができることは進むべき方向を指し示すことだけですから、こうやって皆さんが自分で考えていろいろと学んでいるのを見るのは、嬉しくて仕方ないのです。

確か授業でクモの巣の縦糸と横糸の話をしましたよね。まずは縦糸を思い切り伸ばして、大きな巣(アンテナ)にしなさい、と。そのうち縦糸と縦糸がつながって来るよ、と。

そうやって、たくさんの情報をキャッチできる性能のいいアンテナを手に入れて、情報を大量に吸収して考え、それをこうやって発信して友人や教師にぶつけ、磨いて行ってください、と。

その通りにぐんぐん育ってくれて、頼もしい限りです。これからも一緒に学んで考えて行動して行きましょう!

柴原 智幸

e-Educationメルマガ登録 [雑談]

みなさん、こんにちは。
小沼です。

今回、みんなに連絡することがあります。僕、3月から休学してミャンマー(ほぼ確定)に半年〜1年 行くことになりました。

このプログラム(http://eedu.jp/)で行くことになったんですが、みなさんのアドレスをe-educationのメルマガに登録していいでしょうか?
週一回メールを流す予定です。

コンテンツといたしましては、

【バングラデシュやルワンダ、フィリピンなど
各国のe-Educationの進捗状況などの様子】

【代表税所篤快によるミニコラム】

【新興国における注目ニュース】

などなど盛りだくさんの予定です^^

現地の教育事情や社会問題といった真剣な話題からおいしいゲテモノメニューや珍習慣といったくだけた話題まで現地の生情報が盛り沢山なメルマガになると思われます。すごく刺激的なメルマガです。

いつでも解除できるんで、どうでしょうか?もし、嫌な人がいたら連絡下さい。

宜しくお願いします。

小沼武彦

***

http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature201301100816.html

この映像の方が概要をつかめると思います!!

たけ

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小沼君

見ました!以前この方の本を読んだことがあるんだけれど、すごいね。

ねえ皆さん。「英語を生かす」ってこういうことですよ。「英語を使って仕事をする」って、こういうことですよ。

私を含め、みんなで本当の意味で「英語を生かして」「英語を使って仕事をして」行ったら、結構大きなムーブメントが起こせるとは思いませんか?

そのために英語を磨き抜いて、その一方で悪い意味の「英語バカ」にならないで、ありとあらゆることをガツガツと吸収し、考え、行動して行こうじゃないですか。

インタビューを見ていて、久しぶりに燃えました。

その一方で、「あー、オレ、こういう風に生きたかったかも……」と一抹の悔しさも覚えました。中年の悲哀って思ってくれても良いです。

でも、みんなは違います。生きようと思えば、この方のように生きられるんです。

そうしようと思ったら、ぜひそうしてください!

そういう皆さんを力の限りバックアップするのが、教師としての今の私の喜びです。

柴原 智幸

新年明けまして問題 解答 [雑談]

設楽君が出題していた新年あけまして問題ですが、

http://tsuhon.blog.so-net.ne.jp/2013-01-04

解答が送られてきました。

う~~~む、そ、そうでしたか!一本取られました。

ちなみに問題は

1922年の新聞の見出しで
「アインシュタイン氏写真電気効果でノーベル賞」
とありました。なぜでしょう?

というものでした。さてさて、解答は?

****

さて、答えです。

1922年という年に注目です。この年はアインシュタインがノーベル賞を受賞した年。
内容は「光電効果の発見」です。相対性理論でノーベル賞を受賞したと勘違いされることが多いですが、実際は光電効果です。
光電効果を英語で書くと

photoelectric effect

当時の翻訳者が、「光子」の意の「photo-」という接頭辞を「写真」に取り違えた結果、このような間違いが生まれたのでしょう。

※光電効果
金属表面に光を当てると電子が飛び出してくる性質。

充来の考えである、光は波であるという考えを覆し、光は同時に粒子であるというものを証明できる新しい考えであったため賞を受賞。

****

なるほどなるほど。面白いですねえ、実に。

ちなみに、光電効果については、以下のウィキペディアをご参照ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E9%9B%BB%E5%8A%B9%E6%9E%9C

私は、計算式はスルーしてしまいましたが……。

柴原 智幸

CNN English Express 2月号の巻頭インタビュー [雑談]

1年生のSさんから、こんなメールがありましたので、ご紹介します。

柴原

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柴原先生

明けましておめでとうございます。

今日、父にもらった図書カードで翻屋さんで買ったCNN English Expressを家に帰って開いた瞬間先生が載っていたのでビックリしました。

柴原先生の授業を受けられることの価値を改めて感じました。
お忙しいこととは存じますが、どうか体調を崩さないようにして下さい。

今年もよろしくお願いいたします。

S

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Sさん

いやあ、嬉しいですねえ。バタバタしていて、インタビューを受けたのを
すっかり忘れていましたよ。

別に本に載っていたからと言って、即、私の授業に価値がある
ということにはなりませんけれども、一生懸命授業に取り組む
一助になるのであれば、わざわざ編集部の方に研究室まで
いらしていただいた甲斐があります。

1月もあっという間に過ぎそうですが、最後の2週間、頑張りましょう!

柴原 "褒められると伸びるタイプの教員" 智幸

****************

というわけで、興味のおありの方は、ぜひ書店でお手に取ってみてください。非常に面白い特集が組まれておりますので、勉強にも大いに役立つと思います。お手に取った後は、ぜひレジまでお進みいただければ幸いです。

柴原 智幸

新年明けまして問題 [雑談]

明けましておめでとうございます。

新年初の問題です。
おつきあいください。
正月ボケをこれで解消!キャンペーン


問題

1922年の新聞の見出しで
「アインシュタイン氏写真電気効果でノーベル賞」
とありました。なぜでしょう?

まずはノーヒントでお答えください。
先生は…当然わかりますよね。


ではでは!
また学校で見かけたら声かけてください。

設樂竜一

***************

え?

わ、分かりませんねえ……。

何でしょう?

柴原

2012年を振り返って(4年生 野口君) [雑談]

柴原先生、こんばんは。
野口です。

2012年を振りかえり、ということで、短いですがエッセイを書いてみました。
流れに任せて書いたので随所で読みづらい点があるかと思いますが、ご一読ください!

野口

***

    「前進」
~2012を振り返って~

今年もあとわずかということで、2012 年を振りかえります。2012 年は念願のニ ューヨークで新年を迎えたわけですが、そこで騒いだ勢いのまま今に至ってい るような感じがしなくもないです。大学生(学生)を満喫できる最後の年でもあり、 ここでは書き足りたいほどのたくさんの出来事に満ち溢れていました。そこで ここでは、学生生活・日本舞踊の二つにわけて2012年を振り返ります。(ス ケジュール帳に記していた一言日記が今年を振り返るのに一役かってくれまし た)

*学生生活

大学4年生という最上級生としての生活。通訳翻訳課程にも4期生が入り、全 学年が勢ぞろいし、1期生として、一つの課程の成長を間近で見られることがで きて本当に良い経験ができました。個性豊かな課程生は皆が刺激を与え合い、知 のサークルの良い例だと思います。紆余曲折を経ての現在の通翻がある。形は変 わっても、今いる通翻生は真の通訳翻訳課程生であり続けることでしょう。今年 にはいり、合宿に加え様々なイベントが開催されました。一つのことを皆で作り 上げることの楽しさはなにものにも変えられない楽しさです。最後まで2・3・ 4期生をサポートできないのはとても残念であり、寂しいことですが卒業をし てもこの知のサークルを広げるべく、より学び甲斐があるイベントを開催して いきたいです。

大学4年生になり、様々なバックグラウンドを持つ人との出会いがありまし た。学校だけでなく、イベントで知り合いになった方など、ジャンルを問わずで す。それも、やはり常に恐れずに行動してきた結果なのだと信じたいです。人と いうのは意外なところでつながるのだと実感することもできました。たとえ一 回の出会いであっても、それを大切にすることで次の新たな出会いへとつなが るものです。一期一会を大切にすることは自分自身の人生を豊かにすることに 何らかの一助になるのではないでしょうか。

帰国後の就職活動も僕にとって大きな変化でした。5月半ばで中断してしま い、また最近になり再開をしましたが、今となってはその空白期間も自身の今 後を考える上で貴重な時期となりました。4月からは新たな人生のスタートが 待っています。今の段階ではまだまだ何が起こるかは予測できませんが、焦ら ずに、この3ヶ月でそのスタートに向けて入念に準備をします。どんな結果に なろうとそれを受け止める覚悟はできています。行動を伴う後悔は必ず後の人 生の糧になります。そのために迷わずチャレンジしていきます。

*日本舞踊

帰国後、およそ5ヶ月ぶりに稽古を再開しました。久しぶりの稽古場での稽古 は新鮮な感じがしました。まさしく全身で稽古に取り組むというと伝わるでし ょうか。稽古に復活してまもなく、大きな変化が訪れました。家元から舞譜のレ クチャーをしていただくことになり、それ以降、幾度か課題を提出し、それを訂 正していただくということが続きました。舞譜の読み方すら理解していなかっ た僕に家元をはじめ二代目先生は親切に教えていただき、今後の活動への良い 影響となりました。次のステップとして自身で選曲をし、その曲に振りをつける という課題もいただき、改めて振付けの難しさを実感しました。舞譜の書き方に 加え、振りの研究にもなり、日本芸能(文化)を研究することは本当に奥が深く、 その探究心を大切にしたいです。今年は目標の曲数に達することができなかっ たため、2013年は明確な目標を立てて振付けに挑戦していきます。

自身の踊りに関しては、4年生になってからはより稽古に取り組むようにな り、特定の振りに対してどのようにすれば違和感なくきれいな形に見えるかと いうことを学ぶことができました。一つ一つの振りをより細かく見るようにな ったともいえます。正解が必ずしも一つでない世界でいかにしてお客様が楽し んでいただける舞踊をお届けするかというのが課題であり、一生悩むところで しょう。しかし、稽古を通し試行錯誤することは“学び“という点では非常に重 要です。本部稽古では土曜日、千若の稽古では経験できないことを多く経験し、 学ぶことができました。稽古・舞台を重ねるたびに新たな課題がみつかり、それ を改善していく過程はとても楽しいことです。2012年は嬉しいことに、たく さんの公演に出演することができ、学園祭でも踊ることができました。定例の公 演はもちろん、初出演の舞台での経験は大切にしたいです。

2012年の舞踊活動の中で大きな変化がもう一つありました。師範になっ て初めてのお弟子さんを迎えたことです。他学年とのつながりが多い通翻なら ではの出会いというのでしょうか。本人から直接、日本舞踊をしたいという言葉 を聞いたときは、驚きと同時に嬉しさが心の底から溢れ出ました。今年初頭から、 祖母の指導の補佐をしてはいましたが、最初の段階から人に何かを教えるとい うことは初めての経験だったため、これまで以上に踊りの研究に取り組むきっ かけとなりました。たとえ一人でも日本の伝統芸能に興味を持つ人が増えてい くことは本当に嬉しい限りです。この輪をどんどん広げていきたいです。

~終わりに~

2012年度も家族、先生、通翻生、友人には幾度となく助けてもらいました。 そして、翔乃流の先生方、祖母をはじめ、嘉千会のお弟子さん方には大変お世話 になりました。皆様の力強い支えがなければ今の僕は存在しないでしょう。皆様 からの助言を大切にし2013年も前進し、将来の日本舞踊界を支えていきま す。

野口 優

(PDFファイルから上手くテキストをコピペできず、Google Documentとして保存して、そこからコピペという、ややこしい方法でコピペしたので、レイアウトが崩れています。申し訳ありません。柴原)

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野口君

早速読み終えたところです。実に良いですね。
野口君が充実した学びをしていることが良く分かります。

野口君は、自分の疑問に思ったことや気づいたことなどを
ゆるがせにしないで、コツコツと積み上げて行くタイプだと
思います。

その分、他のひとよりも大器晩成型かもしれませんね。

でも、緻密に作り上げてきた知のアンテナは、
野口君より少しばかり前から受信を始めた人が
受け取れる学びの量を、あっさりと抜き去って
しまうはずです。

頼もしい限りですし、教師としてはこのような
立派な考えを持つ教え子が育ってくれて、
本当に嬉しいです。

来年もきっと着実な進歩の年となるでしょう。思う存分
暴れまわってください。

一年の終わりに良いものが読めて幸せでした。
どうぞ良いお年をお迎えください。

柴原 智幸

PS

これ、ブログに載せても良いですか?

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柴原先生、お返事ありがとうございます!

嬉しいお言葉ありがとうございます!!
2013年も向上心をもって、前へ前へと進んでいきます!!

PS
ブログ転載大丈夫です!!!

野口

量子について [雑談]

柴原先生
みなさん

お久しぶりです。
授業に出なくなって何してるかなーと思ってる人は多いと思いますが、
わたしは元気です。

さて、こんなことに最近興味があります。
理解できるかなー?

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=pIWuNNF1VZo

興味がある人は
シュレーディンガーの猫
スワンプマン
胡蝶の夢
など調べてみてください。

世界が変わって見えます。

設樂竜一

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設楽君

先日も研究室で元気そうな姿を見せてくれて嬉しかったです。

いろいろ吸収して、考えて、次への一歩を踏み出してください!

何かあったら、いつでもメールまたは研究室へどうぞ!

柴原 智幸

プレゼンテーションコンテスト 入賞者動画 [雑談]

柴原先生、通翻のみなさんこんばんは。
3年の岩井です。

以前神田外語学院で行われた全国学生英語プレゼンテーション大会で入賞した人の動画が見られるので、時間があるときにでもぜひ見てみてください。 

http://www.kandagaigo.ac.jp/contest/report/index.html

休みまであともう少し頑張りましょう。

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岩井君

情報をありがとうございます。昨年学内でやった、パイロット版のコンテストでは、通翻1年生チームが優勝したんですよね。今回も予選を通過して本選まで行ったそうです。非常によくやったと思いますよ。

……来年こそは!

柴原 智幸

短期研修について [雑談]

通翻課程のみなさん、こんにちは。1年の平井です。

昨日からだいぶ気温が下がり、過ごしやすくなりましたね。
一方で私は、急な温度変化に身体がついていかず、昨晩から咳がとまりません・・・
みなさんも、体調管理には気を付けてください。

本題なのですが、KUISの短期研修制度を利用したことのある方はいらっしゃいますか。
夏休みや冬休みを利用して、どこかに研修に行きたいと思っているので、ぜひお話を聞かせて頂きたいです。
場所によっては研修期間が1ヶ月未満のものもあるので、悩んでいます。

利用したことのある方には、向こうでどのような授業を受けたかなどをお聞きしたいです。
メールでも口答でもでも構いませんので宜しくお願いします。

では、よい週末をお過ごしください。
平井 祐未

報告&レポート [雑談]

みなさん

こんばんは。小沼です。後期が始まりワクワクしてると思いますが、体調には気をつけてください。

突然ですが、みなさんに連絡したいことがあります。

1. 休学に関して
 ご存知の方もいると思いますが、僕は今学期休学しています。4年なのに「なぜだ」と思う方もいると思いますが、いろいろな事情があり、このような決断にいたりました。現在は、毎日渋谷でインターンシップを行っています。 

2. オフィシャルレポートに関して
 僕がアメリカで行った一連のイベントのオフィシャルレポートが完成したのでシェアしたいと思います。ぜひ読んでください。軽い自慢も入っています。(やってやったぜ!!という。。。) 
このリンクが僕の親友との運命的な出会いを記した記事です。

http://jenblog-keiko.blogspot.jp/2012/05/no31.html  

上の内容はいいとして本題はこちら

ブラウン大学で講演をしてくれた教授の気仙沼レポート 

http://commons.trincoll.edu/jbaylis3/2012/08/17/the-accidental-refuge-an-interview-with-mr-eiichi-kato-part-1/

みんなに読んでほしい記事 

http://www.1101.com/fukushima/2012/index.html

今だからこそ読んでみましょう。

3.留学組へ
 座学がすべてじゃないのでいろいろな活動をしてください。僕は上記のイベントを通して、様々な人と出会い凄まじい機会に恵まれています。ええ贅沢すぎます。というわけで頑張って色々な人と交流し、知見を広げてください。

以上3点です。オフィシャルレポートを添付しとくので時間があれば読んでください。でも、レポートよりリンク先の方が考えさせられるのでそっちを先に読んでください。

小沼

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小沼君

「今」しか見えないことが、いろいろとあると思います。それをしっかり見据えて、今の調子でどんどん動いてみて下さい。学びの場を自ら作り出して進んでいる姿を、誇らしく思いますよ。

柴原 智幸

原爆ドームに行った感想 [雑談]

柴原先生
通翻課程のみなさん

こんばんは。みなさん、夏休みに学んだことを色々とメーリスに流してくださりありがとうございます。

さて、わたしは夏休みに広島に行ってきました。広島では原爆ドーム、資料館、平和記念公園に行きました。実は、わたしは今まで一度も原爆ドームやその周辺に行ったことがありませんでした。2月から留学に行くので、その前に一度自分の目で原爆ドームを見て、戦争について、原爆について、日本について考えたいと思い、今回広島に行きました。今回わたしが感じたことや学んだことなどをぜひみなさんとシェアしたいと思い、メールを送りました。

広島ではまず原爆ドームを見て、平和記念公園に行き、その後資料館を見学しました。(この3つはとても近い距離にあり、歩いて回ることが出来ます。)

夏休みということもあり、原爆ドームの周りには若い人からお年寄りまでたくさんの人が見学をしていました。

まず、原爆ドームを初めて生で見て、何かよく分からない畏怖、悲しさ、寂しさ色んな感情が混ざったようなものを感じました。ここで一瞬にして数多くの人が亡くなったとは考えられないくらいにゆったりとした時間が流れていました。

原爆ドームのすぐそばには川が流れています。原爆が投下された直後は、みんな熱くて水を求めて多くの人がその川に入り、亡くなったそうです。そんな川を見ていると、当たり前ですが今はとても静かに流れていました。しかし、よく考えると広島に原爆が投下されたのは67年前。そんなに大昔のことでもないのです。

そんなことをあれこれ考えながら、自分がいかに平和な日本に生きているのかを実感しました。そしてそのまま平和記念公園を歩いていきました。途中で平和の鐘や原爆の子の像など色々なモニュメントがありました。また、日本、そして海外から届けられた千羽鶴がたくさん展示されていました。

次に資料館に入りました。この資料館では無料でボランティアガイドの方に館内を案内してもらえるということで、お願いしました。英語のガイドもあったのですが、今回は時間の都合上、日本語のガイドをお願いしました。次回行く時には是非英語のガイドを聞いてみたいです。

まず、資料館の入口に大きな時計がありました。その時計には、二つの日から今日までの日数がカウントされています。1つめは広島に原爆が投下された日です。1945年8月6日から毎日カウントされています。わたしが行った日はちょうど広島の原爆投下から24493日後でした。

そして、もう1つの日数は、最後の核実験からの日数です。これは、世界のどこかで核実験がされると日数がリセットされます。なので、この数字が長ければ長いほど、安全ということになるのですが、わたしが行った時は285日でした。

資料館には、広島の歩みと、なぜ広島に原爆が投下されることになったかの歴史などが写真とともに説明されていました。また、原爆の恐ろしさを物語る被爆者の遺品の数々もありました。中には、目を覆いたくなるような写真もたくさんありました。その中でわたしが一番印象に残っているのは、「滋くんの弁当」と題された真っ黒なお弁当箱でした。

ガイドさんからお話を聞くと、当時中学生だった滋くんは爆心地から600メートルのところで被爆したそうです。滋くんのお母さんは必死になって破壊された街から息子を探しました、そして滋くんの遺体と、遺体に抱えられた真っ黒なお弁当箱を発見したのです。滋くんは出征中の父や兄にかわって母のために畑仕事をしていました。原爆投下の日は畑で収穫した作物でつくったおかずをつめて、お弁当を食べるのをとても楽しみにしていたそうです。

そして、何十年後に、アメリカで原爆についての展示があり、この滋くんの弁当をアメリカで展示したいという依頼があった時に滋くんのお母さんは猛反対したそうです。自分の愛する息子の命を奪った敵国に、最愛の息子の唯一の遺品を持ってかれることがどうしても許せなかったそうです。日本の、原爆の資料館だから遺品を提供してくださったとガイドさんがおっしゃっていました。そういう遺族の方はとても多いそうです。

数々の遺品を見て、本当に胸が張り裂けそうになりました。もしも自分の大切な家族や友人が原爆で亡くなってしまったら…と考えただけでも怖くなりました。平和は何にもかえがたいものなのだな、と改めて思いました。

月曜日から後期が始まりますね。後期も頑張っていきましょう!

松崎陽香

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松崎さん
皆さん

今、読んでいる「『調べる』論 しつこさで壁を破った200人」(木村俊介 著・NHK出版新書)の43ページに、

終戦の時期で戦争が厚めに報道される「八月ジャーナリズム」もありますよね。

という、毎日新聞学芸部記者の栗原俊雄さんの言葉が載っています。

この言葉は私たちが戦争問題を考えるときの重要なポイントに触れていると思うのです。まず1点目は、「戦争を考えるのは8月だけでいいのか?」ということです。

8月だけいろんな戦争の事実に触れ、「ひどいねえ」「繰り返しちゃいけないねえ」で終わるのであれば、それは深さが足りないのではないでしょうか。

例えば、アメリカと言う国の論理は、原爆を投下した当時から、それほど変化していないと思います。「(自分たちの)理想を守るためならば、武力行使もやむを得ない」という考えで、イラクやアフガニスタンで空爆を行ない、リビア内戦にも介入しました。

そういう人たちと、英語を使う私たちは触れ合う機会が多いわけです。「みんな仲良し~」というだけが国際理解ではありません。時として、「なぜあなたはそう考えるのか」という厳しいやり取りも必要になってくると思うのです。

いつも言うとおり、「納得」させる(する)ことまではできなくても、「理解」する(させる)ことは可能だと思いますし、まずそれができることを目標に掲げて英語力(と日本語力、そして知識量)を付けて行く必要があるのではないでしょうか。

2つ目は、私たちは、8月にすら、戦争のことを考えなくなっているのではないか、ということです。

先週の木曜日、「攻略!英語リスニング」の収録があった時にNHKの方に「昔は8月と言うと戦争体験者の経験談を放送していたのに、最近は、やらなくなったんですね」と言ったのです。すると、「戦争体験者も高齢化が進んでいますし、最近は体験談を放送しても、視聴者が見てくれないんです」とのことでした。

確かに、戦争を体験している世代は高齢化が続いています。しかし、だからこそ、その話に耳を傾けておくべきではないでしょうか。

また、スポンサーの意向を気にしなくてはいけない民放ではなく、公共放送だからこそ、「余り視聴率は上がらないけれども、放送しておくべき番組を放送する」ことが可能なのではないか、視聴者に迎合する必要がないわけで、そこに公共放送の果たすべき役割があるのではないか、と個人的には考えています。

「8月ジャーナリズム」すら成立しない状況を、何とか変えて行かなければと思います。今回松崎さんや高木君がいろいろなことを感じで、それをシェアしてくれた。こういった動きを少しずつ広めて行ければと思います。

それと同時に、(矛盾したことを言うようですが)あまり感情に流されず、冷静に「なぜそのような事態に至ったのか。その歴史から、私たちは何を学べるのか」ということを考えられると良いなと思います。

柴原 智幸

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柴原先生
通翻課程の皆さん

3年の山本みきです。
陽香、シェアしてくれてありがとう。色々と私も改めて思いました。

私も去年広島に行って原爆ドームを見たのですが、原爆ドームを目の前にした時の胸の奥が痛む感じが、今でも忘れられません。傍を流れる川も、平和記念公園にある千羽鶴も、花も、記念碑も。言葉では言い表せないくらいマイナスな感情が湧き上がってきます。戦争というものがどれ程残酷で悲惨なものなのかを、経験したことがない私でさえ感じることができます。こういう場所に行くことは、本当に良いことだと思います。

高校の時、修学旅行で沖縄のひめゆりの塔へ行った時もそうでした。自分と同じくらい子供が、もしくは自分よりももっと年下の子が、どれほど苦しい思いをして生きていたのか。自分が抱えている悩みなんて比べものにならないし、今自分たちが平和に生きていられるのは、そういう方々の努力があってこそだと思うと、本当に感謝してもしきれないほどの思いです。

去年被災地に行った時も同じでした。女川町の風景を目にしたとき、広島の原爆がすぐに頭に浮かびました。震災なので人災ではないのですが、それでも悲惨さを実感しました。

この前ぶっちがシェアしてくれた、靖国神社も、今年6月に行ったのですが、そこでも言葉では表せないくらい複雑な気持ちになりました。

ただ、靖国神社の資料館は、どちらかというと、日本よりの立場だったと私は思いました。日本の兵士を称えていました。無論、戦争でなくなった方々のことを称賛したくないのではありません。日本のため、というか家族のために自分の命を落とすことを覚悟で戦ったその精神は、今の現代では考えがたいほどの強いものだと思います。でも、先生がブログでおっしゃっていたように、どちらか一方が悪いとか、悪くないとか、そういう問題ではないと思うのです。

まとまりのない文章で申し訳ないのですが、一番言いたいことは、小さいレベルでも、大きいレベルでも、「記録」することが重要だということです。戦争のことや被災地のことも、真実だけでなく人々の「記憶」まで後世に伝えることができます。

今留学先で、Student for Peace and Justiceという団体に参加していて、そこでは平和と正義について話しあったり、定期的にシンポジウムを開き、ドキュメンタリー映画を見たり、教授や市長などをパネリストを招くこともあります。この前はベネズエラについて話し合いました。政府と市民の意見の食い違い、そしてデモで多くの市民が亡くなったことについて話し合いました。石油問題もあり、治安もあまりよくないそうです。また、ラテンアメリカにおける問題についても触れました。まだ私はあまり詳しくないので、深く調べようと思います、すみません。

アメリカでは2か月後に大統領選が控えているので、次回は選挙についてです。さらにその次は、「人類滅亡」について話し合います。というのも、2012年12月に人類は滅亡すると言われているからです。滅亡するとすれば、どのような問題が原因になるのか、たとえば温暖化などについても議論する予定です。またメーリスで流したいと思います。

今学期の議題はほとんど埋まってしまっているのですが、私が日本の被災地について触れたいと言ったので、来年の議題が「日本の被災地について」になりました。シンポジウムを主催する予定です。小沼くんほど立派な活動はできないと思いますが、こっちにきて日本の震災のことがすっかり忘れられている感じがするので、しっかり伝えていきたいと思います。どちらかというと、やはり現地の方は、日本の「被災地」というよりも「原発」を強く意識しているようです。どちらについても触れたいと思うのですが、私は「被災地の人や子供たち」に焦点を当てたいと思います。

被災地について何か伝えたいことがあったらみなさんぜひぜひシェアお願いします。助かります。

というわけで、みなさん明日(ですよね?)から学校頑張ってください!!

私もこっちで平日は勉強のために睡眠時間を削る毎日ですが…その分週末はだいぶ楽しんでいるので、、頑張ります!!

山本 みき

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山本さん
通翻課程の皆さん

そうなんですよ。「お前が間違っている」「いや、お前が間違っている」という議論は、非常に不毛だと思います。どちらが正しくて、どちらが間違っているというような、ある意味幼稚な次元で言い争っても仕方ないのではないでしょうか。

それぞれに、そうするだけの理由と事情があった。

これは間違いありません。だからこそ、そのような理由と事情が悲惨な結末につながったのであれば、その状況の再発をどう防ぐかを考えて行かないといけないと思います。

もちろんその過程で、戦争犯罪があれば裁かれるべきだと思いますし、謝罪や補償をするべきことがあれば、そうするべきでしょう。

入念に学び、冷静に考え、誠実に話し合っていくべきことだと思います。

柴原 智幸

英語リーディングの重要性 [雑談]

みなさんこんにちは。

小野尾です。

夏休みももう終わりますね。
いろいろありましたか?
僕は大学院の書類作成ばかりしていて、大変だったです。

基本勉強はしていないのですが、夏休みは最低、留学中に使ったテキストや教科書を読んでいました。ボキャブラリーもやっていないし、リスニングもやっていません。

だめですね。

まあそんな感じでしたが、リーディングをやっていて思ったことを軽く書いてみました。

今読み返すと、正直何が言いたいのかわからない文章ですが、明日一校大学院の書類を出さなくてはいけないので、直せません・・・「ロジカルじゃない」という批判はしないでいただきたいです(笑)

内容も少し薄いような気もしますが、さまざまな先生が言っていることを改めて書いた感じなので、参考になればと思います。

添付しておきます。

小野尾

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小野尾です。今回はリーディングの重要性とリーディングの向上法について書いていきたいと思います。

大学に入り、「リーディングは授業の課題だけ」という人も多いかと思います。特に外国語大学だと、「ペラペラ話せるのがカッコいい」や「話せる=英語ができる」と思う人もいることは事実です。このような世間一般の流れから、「リーディングが大事」と思う人が少ないような気がします。

しかし、通訳者の鳥飼氏や、大学の教授陣はみな口をそろえて私に言います。「英語力はリーディングの量に比例してあがっていくと言っても過言ではない」と。1年生のときからそのようなことを言われていましたが、留学から帰ってきた3年生の12月まで、そのことがどういうことを言っているのかわかりませんでした。しかし今は少しわかった気がします。そこで自分の「リーディングが大事」に関する意見と、私が1年生のときに悩んだリーディングのやり方、そしてその解決策について少し触れたいと思います。

なぜリーディングが大事なのか。どういうことなのか自分で考えた末、「リーディングが大事というよりか、読むことは、英語を考え、英語で考え、英語に大量に触れるということができる手っ取り早い方法がリーディングだからではないか」、と感じました。

もちろん、リスニングでも大量に英語に触れることができます。たくさん話すことでも、英語に触れることができます。ライティングをすることによっても、英語に触れ、自分で発信する力を磨くことができます。しかし、文字を見、スペルを確認し、使い方をチェックする場合、リーディングは確実に効率がいいように思えます。リスニングの場合、聞く力を養うことはできても、使い方まで頭に入れながら聞くのは難しいですし、それができるようになるまでに、ある程度の英語力をあげておく必要があります。

しかしリーディングはその場で調べることもできるし、「なるほど」と時間をかけて納得できるものです。

みなさんは、comb throughという熟語をご存じでしょうか?わからない方に、例文を出すのであててみてください。I combed through more than two million words in hundreds of dictionaries. という文ではどうでしょうか?

これでもわからない方、Astronomers comb through Moon smash haul.ではどうでしょう?

Comb throughの意味は、「調べる」「綿密にチェックする」などがあります。この単語は私の留学中にたくさん出てきました。しかし、忘れてしまっていました。

この間、留学中に使った教科書を読んでいたときに(英語力を下げないようにするため、一応毎日20ページは読んでいます)、再びこの単語に出会いました。最初単語を見たとき、「あれ、何回も見たのにもう忘れている」と悔しかったのですが、文を最後まで読むと、「あー、チェックするみたいな感じか」と思い出しました。さすがにもう忘れないでしょう(笑)

最初comb throughという単語に出会ったときは、普通の単語帳(留学中授業でやらされたもの)で覚えました。決して文で覚えたわけではありません。

よく、「単語は文で覚えたほうが、効率がよく、使い方もわかる」と言われますが、「効率がいい」という部分で私は反対です。単語を単語帳で覚えたほうが、文で覚えるよりはるかに自分の知らない単語に出会えるからです。

しかしそれはファーストステップとし、です。やはり、使い方をマスターするためには文を見ていかなくてはいけないでしょう。また頭に定着させるのにも、文を見たほうが良いと思います。

このように、リーディングをすることで、自分が覚えた、もしくは知っている単語や熟語を確認でき、頭に定着させることができます。

このような「英語力向上」さらには、「単語を使いこなすようになる」という部分でも、リーディングは大事なのではないかと思います。


次に、私が以前リーディングで悩んでいたことについて触れます。私はリーディングが一番苦手でした。読むのも遅く、通翻のクラス内でも、みんなが読み終わっているのに自分だけ読み終わっていない、ということが多々ありました。
しかし、それでも「たくさん読まなきゃ」と思うようにはなりませんでした。頭も疲れるし、面倒だったからです。

転機として、留学がありました。1週間に200ページもの難しい文章を無理やり読まなくてはいけなくなりました。リーディングが一番苦手な私にとっては地獄のようなものです。日本にいるときは英字新聞を毎日軽く見るくらいしかしていなかったわけですから、いきなり週200も300も読まされると、頭がバーストしてしまいますし、文の内容もつかまなくてはいけないため、相当な時間がかかります。

しかし、「悩んでも仕方がないからとりあえず読んでみよう」ということで、寝る時間を惜しんで読んでいました。それをこなしていくうちに、少しずつ読むスピードも速くなり、内容もザックリ理解できるようになりました。

以前と比べて何が違ったのでしょうか。

以前は、固有名詞や人の名前、肩書などを読むのに以上に時間がかかりました。わからなければ逐一調べていました。しかし正直「内容把握が一番」な場合、それは全くもって時間の無駄です。たとえば、「~大学~研究所の~教授」と出てきた場合、Professor~という単語を見た瞬間、肩書が終わるまで読み飛ばします。念のため人の名前くらいは確認する場合もありますが、基本的には、「あ、どこかのお偉い教授が何か言ったんだな」という感じで読み飛ばします。

地名などの場合は、わからないことも多いですが、たとえばMassachusettsと出てきたら、まずMの大文字の時点で、「固有名詞だな」とわかり、一瞬で次がsでchもあるから「まさちゅーせっつ」と予測できます。

通訳の場合、固有名詞はとても大事ですが、リーディングをする場合、もしくは速読をしなくてはいけない場合(テストなども)基本的に読み飛ばして良いでしょう。ただしテストでは、「~教授はどのように説明しているか」という問題もあるため、名前のスペルをザックリ確認することも大事です。

1年生の時に、文をscanやskimしろ、とネイティブに言われました。やり方も教わりましたが、「何回試しても内容が全く頭に入らないからゆっくり読むしかない」という結論に至りました。しかし、それはただの練習不足だっただけでした。「できない」言い訳をするのではなく、「とりあえず速く読めるように頑張っていこう」と思いながら努力すれば、自然とできるようになるものなのです。


文法も重要です。留学に行っても、毎日2冊の文法書とにらめっこすることを日課にしていました。文法がわかれば文の構造もわかり、「何を言いたいのか」がわかります。受験が終わったどの学生も言うことですが、「受験終わったら文法力さがっちゃった~~~~~」と自慢げにいうのではなく、日々文法を勉強することもリーディングをする上で大変重要です。

また、私が1年生のときには、前置詞に苦労しました。前置詞のイメージが全くつかめなかったため、何かを読んでいても、いったい何がどうなっているのか正確につかめなかったのです。例に出すと、Out of のような前置詞もそうです。まずoutには「内から外へ」というようなイメージがあり、「外出して、あらわれて、公になって、機能しなくなって、はずれて」のようなものに変わっていきます。

たとえば、out of curiosityは「好奇心から」ですが、「好奇心」が「外」に「現れ向かって」しまい、「好奇心から」主語は何かする、した、とすぐにイメージがつきます。

Out of commonもcommonの「通常」という意味から「外に」いき、common普通out ofから外に出てしまうため、「特に目立った」や「普通でない」と訳すことができます。

今回はout of を例に出しましたが、ほかの前置詞にもそれぞれコンセプトやイメージがあります。前置詞は一文のなかに基本的に出てくるものです。熟語として覚えなくてはいけない場合もありますが、コンセプトをおさえておけば、わざわざ熟語として覚えなくても、イメージはつくと思います。

したがって、前置詞にもたくさん文章で触れ、それを見た瞬間にその前置詞のイメージがすぐ頭に出てくるようにすることが重要です。そして最低一度は前置詞のコンセプトをおさえておくと良いでしょう。

実はまだまだお話したいことはあるのですが、とりあえず文法や前置詞などの勉強もしながらリーディングを実践してみると、読むスピードや理解力が上がると思います。

最後になりますが、日本の学校では、リーディング課題が大変少ないように思えます。他校の学生に聞いてもそうです。英文に限らず日本語も読まないようです。神田外語大学でも、「この先生リーディング多いからやめたほうがいいよ」という噂の授業をとっても、正直「これで多いの?」と驚愕してしまうほど、課題が少ないと思います。

リーディングをすることによって、活字に触れ、頭を使い、ものを考え、頭を育てることができます。

これから留学に行く人は特にリーディングに力を入れ、普段の勉強をしていくことをお勧めします。それをすることにより、英語力も確実に変わっていくでしょう。

2012年9月13日
小野尾光平

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光平

シェアありがとう。私も全く同じことを今実感しています。

私もReadingは本当に嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで仕方がなくて、今までまともに読んだことはほとんどありませんが、ここに来てから毎日文法も復習し、睡眠時間を削って平日は読んでいます。

特に専門書については、日本語でも意味がよくわからないような単語が多くて本当に困っています。しかも英語って本当に名詞形が好きなので、どうも馴染めず、1センテンス読むのにも、かなり苦労しています。私は政治哲学は好きですが、哲学についてはそこまで詳しくないので、昔の哲学者が言った理論の名前が出てくると、いちいちそれについて調べなくてはなりません。哲学と倫理についてもっと日本で学んでおくべきだったと後悔しています。

あと、私はかなりイディオムが弱くて、今本当に苦戦しています。でも、リーディングだとそういうイディオムも活用法まで覚えられると思います。

日本でリーディングの課題が少ないことを私も疑問に思います。

それから、前に光平も言ってたスピーキングに関してですが、留学したからといってめちゃくちゃ英語がしゃべれるとか、話せるようになることはないと思います。留学先でも努力なしに上達することはないと思います。留学して何もせずに力がつくのは、リスニング力くらいじゃないかと私は思います。

海外に長くいたと言う割に、英語力がそこまで大したことがない人と、一度も海外に出たことがないのに、ものすごく英語力が高い人といますよね。明らかに努力の違いです。

積極的に何か意見を言う努力をしないとスピーキング力は上がらないのは絶対だし、ただ友達としゃべっているだけでは文法が間違っていたって直されることもないので、別に英語力はそこまで上がらないと思うんです。

だからこそ、留学先でもシャドーウィングとか発音練習とか、文法のしっかりとした学習は不可欠だと私は思いました。

ネイティブのラーニングアドバイザーとかに発音を聞いてもらって直してもらったりだとか、部屋や外でシャドーウィングをしたりとか、基本的なこともしっかりやってこそ英語力は上がると思います。

とにかくシェアありがとうございました。

私も大学院説明会とか行ったり個別面談を受けたので、大学院に行く準備がどれほど大変かよくわかります。あとGPAの大切さも。海外でのGPAの計算方法が日本とは違うとはいえ、私は本当にどうにかしないとまずいと焦っています。

でも、何がしたいかという目的がはっきりしていれば、必ず成功すると思います。光平が目的意識に関して語っていたのを思い出しました。あれほど目的について語れる光平なら、絶対に大丈夫だと思います。

色々大変なことはあると思うけど、たまには肩の力を抜いて、また抜きすぎて壊れずに(笑)、頑張ってください。応援してます!!

山本 みき

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ミキティ

返事ありがとう。
GPAは本当に悩みの種です。
どの大学院も、特に海外は最低3はないと行けません。

日本の大学院も、GPAの条件は書いていなくても、目安は3です。

僕は疑問に思ったことを素直にぶつけてしまうので、先生に嫌われることもあり、出席も課題もやっても成績を悪くつけられることがあります。

また、二年生のときは自主勉強第一主義だったので、課題もテキトーにやり、ボロボロになりました。

whatever~と思っていましたが、今になって苦痛になっていますね。

まあそのぶん学んだことは多かったですが。不器用な人間なので、なかなか上手く「こなす」ことができません。

「こなせる」人はGAP高いです。

あとは先生にもよりますね。楽な先生や、成績厳しい先生など。

厳しい人ばかり取ってしまいました。

話がそれて悩み暴露と愚痴になってしまいましたスイマセン。

留学大変だと思いますが、頑張って学んで下さい。留学生の中にはアホで何しに来てるかわからない奴もいると思いますが、常に上を見続けて自分を鼓舞してみて下さい。

小野尾

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小野尾君、山本さん
通翻課程の皆さん

まあ、私を含めて、それぞれが課題を抱えているわけですけれども、それを抱えつつ頑張るのが人生ってやつです。

一緒にのたうち回りましょう。その過程で、一本道でスーッと来た連中には身につけられない懐の深さを身につけてやる!というつもりでね。

柴原 智幸

個人的なご報告 [雑談]

通訳翻訳課程の皆さん

お疲れ様です。皆さんお元気ですか?九月なのに暑い日が続きうんざりですよね。

突然ですが、僕は後期から休学します。そして、来年のこの時期まで日本にはいない予定です。

自分のやりたい事の為にどうすればいいかを、頭が悪いなりに真剣に考えた結果です。あまり周りと比べずに、絶対的に自分の事を考えました。

例えば「もっと日本で勉強してからの方が良い」とか「今行っても時間とお金の無駄だ」などなど様々な意見があるとは思いますが、それを全部考えた上で僕はこうすると決めました。相談に乗ってくれた方や話を聞いてくれた方には、感謝してます。

とても抽象的な話になってしまい申し訳ないですが、今言葉にすると陳腐になってしまう気がするので、簡単なご報告とさせていただきます。帰ってきたらちゃんと報告するつもりです。(言葉で伝える事を学んでるところなのに、すみません)

10月14日までは日本にいます。なにかあれば連絡ください。

中島拓也

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中島君
通翻課程の皆さん

決心するまでのプロセスや、決心の揺らぎなどいろいろあったと思いますが、それを含めて「学び」があったと思います。

「卒業が1年間遅れる」のではなく、「普通に4年間で卒業した人よりも、1年分の学びがボーナスで得られる」と考えましょう。

私は人より2年余分にかかって大学を卒業していますが、それは単に授業をさぼっていたからです。自分から何かを学んだり、大学時代しかできない経験を積んだりと言う前向きな理由ではありませんでした。

そんな大学時代の私と比べれば、通翻課程の皆さんはちゃんと「攻めの学生生活」が送れていると思いますよ。

体にだけは気を付けて、思い切り学んでください!

柴原 智幸

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中島くん

返信遅くなってごめんなさい。

私も休学で、決意するまで色々悩んだのでよくわかります。

1つ伝えたいことは、休学だからといって気を抜かないことです。
休学だから成績が関係ないとか、そんなことはありません。

特に私は大学院に行きたいので、留学先でどれ程頑張っていたのかを絶対にチェックされます。日本の大学は比較的単位が甘いとされているので、留学先でどれくらい頑張っているかはかなり重要なものになると、大学院説明会で聞きました。

大学院に別に行かなくても、同じだと思います。就活でも、留学先でどんな目的を持って何を学んだのかは絶対に聞かれます。

私は中学でも高校でも大学でも真面目ではなかったので、本当にここで変わらなくては、と思い、絶対に良い成績をとろうと思っています。ちなみに良い成績とは、積極的に授業に参加し、人の話はよく聞き、そして積極的に発言することと、課題は必ず全てこなすことです。欠席はしないことが絶対です。成績だけではなくて、色んな活動に参加して、積極的に学ぶつもりです。

また、職のためだけではなく、留学は自分自身を変えるチャンスだと思います。

異国の人と交流し、学べることもあれば、時には分かり合えなかったり、意見が食い違うこともあります。
私はそれで口論したこともあります。でも絶対に譲れないと思い、引き下がらずに頑張りました。ある意味で頑固なだけかもしれませんが、とにかくカッとなって、相手がごめんって言うまで何度も自分の意見を押し通しました。

これから色々大変なこともあると思いますが、勉強する分、楽しいこともたくさんあるので、ぜひ頑張ってください。

山本 みき

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山本さん
通翻課程の皆さん

うん、相互理解の第一歩として、衝突というのはありますよ。それを避けていては、表面的な付き合いに終始することになります。ほら、卑近な例ですと、「夫婦ゲンカ」なんてのも、そういう衝突だと思うんですよ。みんなだって、長く付き合ってれば、彼氏や彼女と言い合いのひとつやふたつするでしょ?

問題は、衝突を相互理解へとつなげて行けるかどうかですよね。なぜ自分がそう思うのか。なぜ相手がそう思うのか。

「納得」出来なくても、それを「理解」していくことって、とても大切だと思うのです。

留学して、こういう次元でのやり取りが出来たのは、良かったですね。時間はかかるかもしれませんが、そこから相互理解へとつなげてみて下さい。

柴原 智幸

「遊就館」 [雑談]

みなさん、お久しぶりです
4年生の高木です

実は僕もボランティアで東北に訪れていました!色々学べたつもりなので近いうちに僕の考えを発表したいと思います。

今日メーリスに流したいことはボランティアではなくて靖国神社についてです。今年も8月15日に参拝してきました。千葉に引っ越してきてからは毎年参拝していますが参拝するたびに色々思うことがあります。

特に「遊就館」にある遺書を読んでください。

遺書の内容、達筆さなど本当に同じ20歳前後の日本人が書いたものなのかと自分に恥ずかしさを覚えます。

日本人なら靖国神社の歴史を勉強することも大事だと思うのでもし靖国神社についてあまり知らないor参拝したことがない人がいればぜひ一緒に行きましょう!連絡待ってます!!

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高木君

私もまだ行ったことがありませんが、ぜひしっかりと学んでください。予備知識もしっかり入れてから見に行くことを勧めます。確かあそこには、「桜花」があったのではないでしょうか。

日英の通訳の時間に、カラー映像で見せましたよね。桜花。

知覧の特攻隊記念館なども、訪れた人は一様に衝撃を受ける、と言います。

私は95年に、当時勤めていた塾の記念行事でハワイに行ったのですが、パールハーバーで特殊潜航艇を見てきました。夕暮れ時に黒々とした姿を見ているといろんなことを思いました。

すぐそばに、第2次世界大戦当時の潜水艦「ボーフィン」が展示されていたので興味深く見たのですが、あとで調べてみると、この「ボーフィン」は何とあの「対馬丸」を撃沈した潜水艦だったのでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E9%A6%AC%E4%B8%B8

「対馬丸事件」に関しては、小学校の頃に子供向けの本で読み、非常にショックを受けました。見学した時は知らなかったとはいえ、後になって非常に複雑な気持ちでした。

一つだけ言っておきたいのは、戦争に関しては決して「白か黒か」で語らないことです。どちらかが全面的に悪くて、どちらかが全面的に良いというケースはほとんどなく、また、例外的にそういう局面があったとしても、それをもって全体を語るのは判断を誤ることが多いと思うのです。

言葉を学ぶことを通して、このような記念館がこの先つくられることがないようにしたいものです。

柴原 智幸

幕張 恐竜展について [雑談]

通翻課程のみなさん
柴原先生
こんばんは、小松です。

夏休み終了まで一カ月を切りました。皆さんはどうお過ごしでしょうか。

私は幕張メッセで開かれている「世界最大 恐竜王国2012」を見に行ってきました。その内容・感想を送りたいと思います。

今回の恐竜展のメインとなるのは、羽毛がある恐竜です。一昔前、恐竜は現在のトカゲのように鱗に覆われていると考えられていました。しかし現在、多くの恐竜に羽毛があったのではないかと考えられています。なぜなら、化石に羽毛の痕跡が多く見つかったからです。

今回のメイン恐竜の一つ、「ユティランヌス」は、全長約9mの大型肉食恐竜で、ティランノサウルス類に分類されます。

中国の遼寧省で見つかったユティランヌスは、羽毛が確認された恐竜としては現在世界最大と言われています。

現在ユティランヌスの化石は三体見つかっていますが、三体全てに羽毛の痕跡が残っていました。
(化石が展示されていたので見たのですが、よくわからなかったです。パンフレットの方は分かりやすかったです)

また中国の山東省諸城は、世界最大規模の発掘現場となっており、そこで発見されたティランノサウルス類の「ズケンティランヌス」やハドロサウルス類では大型の「ズケンゴサウルス」の展示もされていました。この二頭は、既存の恐竜と似ていましたが、特徴の違いが見られ、また諸城でしか発見されていないため、新種として発表されました。

また、ハドロサウルス類最大の恐竜「フアシアオサウルス(全長約19m)」も展示されていました。フアシアオサウルスは、普段は四足歩行したと考えられていますが、敵を威嚇する時や遠くの様子を窺う時は、尾と後肢で三脚のように立ち上がることもあったと考えられています。その状態の組み立て骨格が展示されており、それを見た時、正直恐ろしく感じました。

いま紹介したもの以外にも、多くの新事実が発表されています。しかし、まだまだ多くの謎が多く残っています。これからも、様々な博物館に行き、恐竜について調べてみたいと思います。

なにか恐竜について質問があったら、教えて下さい。知ってる限り、調べがつく限りで質問に答えます。

ところで恐竜展の片隅に、動くティランノサウルスの模型(?)がありました。目の前で写真を撮ったりしたのですが…こんなのがいたら、一瞬で食われてしまうだろうな…と考えました。でも、一度でいいから実際に本物の恐竜を見てみたいですw

それでは、おやすみなさい。

先生の通訳を見て・聴いて [雑談]

みなさんこんばんは。

小野尾です。

今日は千葉大学のセミナーに行ってきました。そのセミナーで先生と先生の奥さんが通訳をしていたのを見て思った感想を書きたいと思います。基本すべて逐次通訳です。

セミナーの内容も書きたいのですが、それをやると時間がかかるので省略します。

実際、先生と奥さんの通訳を今まで聴いたことがなかったので、大変参考になりました。昨日もやっていたのですが、体調の関係上いけませんでした。とにかく、かなりの長丁場の中の通訳でした。その中でも素晴らしいクオリティを出していた先生方はすごいと思いました。1日5時間も通訳をしているのですから。

先生方の通訳は、ノイズもなく、とても伝わりやすい通訳で、貫録のものでした。普通だったら少しは「えー」や「あー」など言ってしまうものかもしれません。プロの人でもやっているのをよく聴いたことがあります。

しかしそういう余分なメッセージのない、伝わりやすい通訳で、参加者の人も「今年の通訳さんはすごいわかりやすい」と言っていました。

訳の部分で印象に残ったことを紹介します。

基本的に英日の通訳でした。

ある部分で、lowest in ヒエラルキーとスピーカーの外国人が言ったことに対し、ヒエラルキーをピラミッドと訳し、「ピラミッドの底辺でも・・・」と訳していました。そのままヒエラルキーと訳しても伝わると思いましたが、「ピラミッド」の方がわかりやすいと感じ、関心しました。

scienceも、科学と訳さず、文脈に合わせ「理数系科目」と正確に訳していました。

文章の途中でstigma(不名誉)という単語が出てきたのですが、そのまま訳すと日本語的におかしいときは、その場にあった説明的な訳にしていてすごいなと思いました。どのように訳していたかは忘れてしまいました・・・

また、専門用語である、autism(自閉症)leukemia(白血病)development disorder(発達障害)などの単語もすらすら訳せていて、アウトプットもすぐ出せる領域までいっているのだなと感じました。

ちなみに英才教育はspecial education for gifted studentsです。連邦国家はfederal stateです。これはわかるか。

I have tought math and phisics・・・ for many years at the schoolみたいな(確か・・・)文章でも、普通だったら、「~高校(または小学・中学・大学)で長年数学や物理・・・を教えているのですが・・・」となると思いますが、「数学」などの固有名詞を忘れないために、先に科目をだし、「数学や物理・・・を」という風にもっていっていたところが、テクニックがあるなと思いました。

また、brand new(新品の)という言葉があるのですが、スピーカーがbrand new studentsと言っていたことに対し、新入生と即座に出てきていたところも、自分にはできない部分です。

teachers encourage me to study ~みたいな文章も、encourageを「背中をおしてくれる」と訳していたのもうまいなと思います。

詳しくて、たいしたメールを送れなくて申し訳ありませんが、自分が感じた中で「すごい」と思った点でした。途中グループディスカッションで先生の奥さんが抜けたとき、通訳をやらせてもらえましたし、戻ってからも、ほんの5回くらいですが、汗びっしょりになりながら、ビビりながら通訳もできたので、良い経験でした。

外国人のスピーカーの方とも少しは積極的にお話ができ、質問なども英語ですることができましたし、先生方や、自分の通訳を振り返って、すごく悔しい思いが込み上げてくるので、これからも精進して頑張っていきたいと思います。

これからも何か少しでもチャンスがあれば食いついていき、何かしらものにしたいなと思います。

これからあと半年、CEOとして頑張っていきますし、通訳コンテストでも良い成績を残したいと思います。

急いで書いているので誤字脱字は勘弁してください。

小野尾

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小野尾君

実は、買い被ってくれている部分も結構多いのです。

ただ、単に漠然と「すごい」というのではなく、具体的にどこがどう「すごい」のかをきちんと分析し、そのギャップを埋めようとする姿勢は、非常に良いと思います。

ある程度のレベルに達したら、結局そうやってじりじりと前進するしかないんですよね。しんどいですけれども。

私自身の感想としては、放送通訳以外の通訳は久しぶりで、実際にやってみていろいろと反省点がありました。まだまだレベルアップしないといけませんね。

あ、いや、セミナーは今日で終わりましたが、明日からは仙台のシンポジウムの通訳をして、そのまま仙台泊。火曜日は法政大学でシンポジウムの通訳なので、まだまだ気が抜けませんが。

みんなで少しずつ前進して行きましょう!

柴原 智幸

前期お疲れ様です [雑談]

みなさんこんにちは。

なぜだかわかりませんが、胃の痛みをすごく感じている小野尾です。

今期も終わりましたね。合宿のプレゼン準備をしなくてはいけませんが、とりあえず一安心です。しかし、やはりやっておかなくてはいけないことと言えば、今期学んだ単語やフレーズの復習です。

授業中や勉強会などで、さまざまな単語やフレーズを学んだと思います。しかしそれを使えるようにはなっていないと思います。その中の1割でも使えるようにするためには、別のノートに学んだことをまとめる(書き写す)などしなくて はなりません。

夏休みで時間もあると思うので、ぜひやってみてください。絶対に後期でアウトプットできる質が変わってきますよ。

そういうのの積み重ねしかないんです、自分の英語(または日本語)の質を上げるためには。

紙のノートでもワードファイルでもよいのでぜひやってみてください。

小野尾

LINEによるコミュニケーション [雑談]

通翻課程のみなさん
こんばんは。志村です。

暑い日が続いていますが、みなさん体調は大丈夫ですか?
私の地元の練馬区は今日最高気温が36℃までいったらしいです…。
期末前で疲れがたまりやすいかと思いますが、体調管理を心がけて、あと1週間半がんばりましょう!

本題に移って、今日は私の思ったことを書きます。

今朝のニュース(メールを作成している間に日付が変わっちゃいました…)でLINEというアプリについての特集が放送されていました。LINEというのは無料メールアプリで、いわばチャットのようなものです。

普通のメールとは違い、瞬時にメッセージを送ることができるのでとても便利です。写真やスタンプの添付もできます。皆さんの中でも利用している人は多いのではないでしょうか。私はまだ利用したことはないですが、スマホに変えたら始めてみたいと思っています。

ただ、このLINE、face to faceのコミュニケーションの妨げにもなりかねないと、今日の放送を見て感じました。

ある20代の女性2人組がカフェに入ったのですが、2人は一切口頭で会話をしません。隣同士で座っているにもかかわらず、LINE上で会話をしているのです。そこで取材陣が「なぜ直接会話をしないの?」と質問するとこのような答えが返ってきました。
「LINEで使うスタンプが可愛くて、そこから話を広げることができるから。」

確かにLINEのスタンプはLINEの魅力の一つでもあり、女の子受けするような可愛い絵柄がたくさんあります。
ただ、この前陽香が話していた渋谷ヒカリエのリストバンドと少し似ているかもしれませんが、もしこのようなことがさらに広まれば、対人コミュニケーションの機会がますます奪われていくのではないかと感じます。

しかも今回に至っては「仲の良い友達同士」でこういうことが起こっているのです。

「LINEがコミュニケーションを阻害している」と言っているわけではありません。冒頭でも言った通り、スマホに変えたら利用してみたいと思います。放送を見た後でもこの考えは変わりませんでした。周りの友達がLINEをやっているのを見ても普通のメールと同じような感覚で使っています。

ただ視野を広げてみると「連絡手段の一つとして」「話題を作るため」など、人によって様々な用途で利用しているのがわかり、同じアプリを使っても、使い方次第でそのアプリに対する印象がガラリと変わってしまうものなのだと感じました。

みなさんは「LINEによるコミュニケーション」についてどのように考えますか?
ぜひ、意見を聞かせてください。

志村明純

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志村さん
通翻課程の皆さん

非常に考えさせられる話でしたね。

対人コミュニケーションという点ではそこからどんどん遠ざかる方向に様々な工夫がされるようになってきている。

その一方で、「人とつながる」ことそのものに関しては、様々な方法でそれを促進するディバイスが開発されつつある。

人とつながりたいけれど、直接つながるのはこわい、もしくは面倒くさい、ということでしょうか。

「ヤマアラシのジレンマ」の話を思い出しますね。

取り急ぎ

柴原 智幸

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通翻課程のみなさん

「ねえねえ、こんなのあったんだけど」って話を友達に振ることってありますよね?それがLINEであっただけで、LINEの中のスタンプを使いたいがためにLINE上で話を始めた、というだけに私は取れるんですが。

私はLINEとかメールとかが及ぼす対人コミュニケーションへの悪影響を考えるより先に日本人の日本語力の低下について考えたほうがいいのではないかと思います。

設樂竜一

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通翻課程のみなさん
こんばんは、柴野です。

対人コミュニケーションといえば、最近よく考えるのが、そのうちネット社会がこれからも急速に発展して、極端な話、脳内の中で言葉を発することなく、対話が完結してしまうような時代がそのうちくるんじゃないか、ということです。

どういうことかというと、例えば脳神経とパソコンをつないで、人と対話するような。あすみが言っていたLINEの話のように、近くにいるのに、お互い口ではなく脳でコミュニケーションを直接とるような。

完全な妄想ですが、直接対面してとるコミュニケーションが最強(フィルターが薄い)ものだとすると、電話、手紙・メール、伝言、の順に相手の壁が厚くなり、相手に伝わる力が弱くなると思います。もし仮にこんなものが出来たら、コミュニケーションってどうなるんだろうと不安になります。

確かに、高齢者、ろうの方や障害者のためには期待できる技術なのかもしれないですが。

そんなことを考えて、誰かに話してみたら、そのような未来をモチーフにした漫画があるとか。(そのような研究がどこかの機関でなされているとかなんとか、耳にしたのですがそれは検索でヒットしませんでした。)

主観的に話しますが、何が言いたいかというと、ネット社会によって得られた恩恵は非常に大きいし、今や、インターネットが無ければ非常に不便です。

しかし便利になったのはなったでいいのですが、私たちは、大事なものを気づかずにどんどんなにかを失っている気がします。

若い世代では特に。

先日街を歩くと、小学生が机を囲んでみんなで携帯電話を黙々といじっている光景を見ました。なんだか、自分たちの世代では考えられない光景だな、と。自分たちだったら、走り回ったりカードゲームしてたりだったのに(笑)

数年後の小学生は、「鬼ごっこ」って何なのか知らないんじゃないかと思います。

「発展」って本当に必要なんでしょうか。ネット社会という「仮想現実」が現実世界を占める割合が大きくなっていくのに、どうも不安です。

柴野

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通翻課程のみなさん、こんばんは。

志村先輩の見たニュースは恐ろしいですね。。。携帯で会話をするのなら、家に帰ればいいのにと思います。

また、日本にはもっとかわいくて素敵なものがたくさんあるのにどうしてそのふたりは毎日いくらでも使える「絵文字」を重要視するのかがわかりません。

私の友達に携帯大好きな子がいます。

その子とご飯を食べに行っても、四六時中携帯をいじりっぱなしなので、「なんで来たの?」と言いたくなるほどです。

志村先輩が見たニュースの女性2人や私の友達は携帯依存症だと思います。そういう人にとっては、携帯で話ができるのだから隣にその人がいてもいなくても同じなのだと思います。相手の存在をしっかりと認識してこそ同じ時間を共有しているといえるはずなのに、隣にいる人の存在を無視してしまっては、コミュニケーションを放棄していることになると思います。つまり、画面の向こう側に自分に返事をくれる人がいさえすればいいのだと思います。このように現代人は、どんどん他人と時間を共有することの大切さを忘れていってしまうのだと思います。

また、会話は相手の目を見ながらするものだと思います。携帯の画面に写されるのは文字だけなので、それではノンバーバルメッセージをくみ取ることができず、会話の内容が薄くなってしまうと思います。

柴野先輩の言う、脳での会話が成立、なんていうのも怖いですね。電子機器の発達に伴って、人間のコミュニケーション力は衰退していっていると思います。

平井

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通翻課程の皆さん

正直言って、そもそもLINEが何なのかが、いまだに把握できていないのですが、ちょっとdevil's advocateになってみようかなあと思います。

LINEによって、対人コミュニケーション力に影響が出るという意見がありますが、そもそもLINEというのは、何らかの必要性があって生み出されたものではないでしょうか?

例えば、車にばかり乗っていれば、当然体力は衰えますね。でも、「体力が衰える」という一点から車の利用反対を訴えると言うのは、筋が通っているでしょうか?

衰えた体力は、自分で運動するなり、スポーツクラブに通うなりして補えば良いと思います。

車の利用により、世界が広がるのと同様、LINEの利用により、コミュニケーションの範囲が広がるというメリットがあるのではないでしょうか?

同じように、LINEによるデメリットは、別の対策を立ててカバーすれば良いのであって、LINEのメリットを否定する理由にはならないと思います。

……いかがでしょうか?ちょっと苦しかったかなー?

柴原 智幸

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帰国しました。 [雑談]

みなさん、

先週金曜日に帰国した小沼です。
今日は、朝3時半に起き、ランニングをし、温泉につかり、那須でピザとブルーベリーアイスを食べ、節電のためエアコンのついていない図書館でぐーたらしています。

明日、学校に行くと思うんで遊んでくださいな。
ちょっとした報告でした。

お土産は…ないです。アメリカの思い出話で十分…  じゃだめでしょうか?
すみません。金欠だったんです…。

小沼

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小沼先輩

お帰りなさいです。
長旅お疲れ様でした。
ぜひ貴重な体験をお聞かせください。

設樂竜一

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小沼君

土産話が何よりのお土産ですよ!

また大暴れしてください!

柴原 智幸

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小沼先輩、おかえりなさい!
留学本当にお疲れ様でした。
ゆっくり休んだら、ぜひお話を聞かせてください。
土曜日なら多くの人が聞けると思います。

2年 笠原綾花

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CEOのふとおもったこと [雑談]

こんばんは。

小野尾です。寝られないのでちょっと書いてみます。

人は皆「制限」のある中で生きていかなくてはいけないと思います。受験をする高校生でも、部活をやっている人であれば夏まで部活を続け、それにプラスして受験勉強をしなくてはいけないと思います。そして部活を理由に「第一志望に落ちた」などということは単なる言い訳にしかなりませんね。

これは自分たちにも当てはまります。

課題が多いから本が読めない。課題が忙しくて通訳コンテストの準備ができない、などと言った言い訳はできないわけですね。実際僕は1年生のときと2年生のときに通訳コンテストに3回出ました。そのころは課題に追われ、ろくに通訳コンテストの勉強なんてできませんでした。

しかし、他校の学生から見れば、「ああ、この小野尾というやつはこれが実力なんだな」としか思われないわけですね。

英検などのテストも同じです。課題やバイト、趣味があるからなかなかそれの勉強ができないからダメだった、などの言い訳などもっての他です。学校のテストでも同じです。もちろん、暇を持て余している人の方が、対策もたくさんできるし、1つのことに集中してできるでしょう。

しかし、その中でも出していかなくてはいけないものです。「忙しいから」や「時間がないから」などと言い訳をすることは皆無なんですね。どんなに「制限された」状況の中にいても、少しでも良いものを出していかなくてはいけないんです。

通翻ができたばかりで、いろいろとわからないことや変更点がある、1期生は特に忙しい環境だったと皆言います。僕もそう思います。その中でも通翻生として出していかなくてはいけないことをやっていかなくてはいけません。

通訳コンテストでも、通翻の1年生に比べたら、他校の、授業もあまり取っていない4年生の方が準備がたくさんできる。さらには実力も違う。

しかしその中でも何かしら出していかなくてはいけないんですね。僕は出せなかったですが(とあえて言っておきます)

他人は「結果」しか見ません。どんな状況でも関係なく、結果しか見ません。中身のあることをやっていても結果しか見ません。そしてそれが世の中です。

弁護士がどんな不利な状況の中戦っても、負ければ「負け」なんです。楽な状況の中で勝っても「勝ち」なんです。そして不利な状況の中で戦っても勝ったなら「勝ち。仕事をした」なんですね。

精神的にも、物理的にも大変だったりして、「制限」された環境なのは皆おなじでしょう。

今回の合宿のプレゼンなんかもかなり大変だと思います。僕も3年間やってきましたからわかります。課題にバイトに家事に・・・皆さんさまざまなことに追われていると思います。

しかし、やはりその中でも「なにかしら」良いものを出していかなくてはいけないのです。大変なことです。しかし良いものを出していけないことほど辛くて悲しいものはありません。後々悔しいんです。

通訳コンテストも、どうせ勉強するなら良いパフォーマンスを出したいものです。プレゼンも、どうせ調べて発表するなら実のあるものを出したいものです。

たとえ1日の準備時間が1時間もないようなものでも、やっていかなくてはいけないこともあります。会社員が、仕事で疲れて時間もない中でも、資格を取らなかったりしなくてはいけない場合もあるでしょう。

皆「制限」のある中でやらなくてはいけません。もしかしたら運よく1つに向かって進むことが出来る環境が作られる時もあるでしょう。しかしそれは稀です。もしくは1つ以外すべてを犠牲にしてやっている人もいるかもしれません。

ただたいていの人はそんな状況に身を置くことはあまりないでしょう。ベストコンディションなんて基本的にありません。柔道の試合も、骨折しながらも優勝「しなくてはいけない」状況も良くありました。痛みで泣きそうになるくらいでもキャプテンとして勝つことが義務なときもありました。

しかし強い学校の人は皆そうでした。ある程度強い学校や習い事スクールに身を置いたことのある人であれば、どのスポーツでも同じだということはわかっていただけると思います。

そしてこれは全てに当てはまります。こういうのを含めて、僕は柔道をやっていて良かったなと思いました。やる気は「出るもの」ではなく「出すもの」。時間は「あるもの」ではなく「作るもの」。

「普通」でいいと思うのならそこまで追い詰める必要もないですが、「普通で終わりたくない。なにかしらやってやる」と思っている人であるならば、そのようなことも自然にできなくてはいけないですね。

僕はまだダメだと思います。「楽しんで、かつ結構勉強もできているし、スポーツもできている。一応いろいろ真っ暗なトンネルを這いながら明りを目指してきた」という自負がありつつも、やはり結局やらなくてはいけないこと、クリアしなければいけないことができていないようにも思えます。

これはずっと思っていることですが、さすがに毎日考えるのは疲れたので、今はできるだけ平然と、堂々と生きているつもりです。しかし4年生にもなると、いろいろ考えるものですね。2年生のときは「留学行けなかったら終わるな、どうしよう・・・」と悩んでいましたが、学年が上がるたびに、実力があがるにつれ大きくなっていくものなんですね。

いや、これは僕だけなのかもしれませんので、わかりませんが、とにかく言いたいことと言えば、「環境」や「制限」で言い訳はできないわけです。

長くなりましたが、この辺で。


寝られなそうなので、コンビニで酒でも買って寝ます。

あ、別に病んでるとかは全くないので心配せずに笑

小野尾

PS

医者に言われたのですが、酒飲んで眠くなって寝るのは、脳的に寝ていないのと同じだそうです。したがってみなさん気をつけてください。というか俺か、気をつけるのは。まあ実は最近酒をあまり飲んでいないので、大丈夫なんですが。先生、野口氏とのサミットを開かなくては!!!

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うむ……って、反応するのはそこかいっ!と自分で突っ込んどきます。(笑)

柴原


通訳の練習に。。 [雑談]

みなさん、こんばんは。
野口です。
今週もお疲れ様でした!!

今日は通訳練習で僕が使っていたものを送ります!!

これは昨年の前期に通訳の練習を個人的にしていたときに作ったものです。
当時のニュースを題材に作りました。(内容が古くてすみません。ファイル自体をどこに保存したのか忘れていたので。。。)

レベルとしては、通訳法3・4相当だと思います。

もう作ってから1年以上経っているのでフォーマットなどがバラバラですがご了承ください。

友達同士での通訳練習や勉強会などで使ってみてください。

野口

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……というメールと共に、添付ファイルにギッシリ詰まった通訳練習用のスクリプトがMLに流れました。その数20本!

私だったら、まず参加者全員に1教材ずつ読み上げて、録音してもらいます。そしてその録音を全員で聞きますね。

これはかなりキツイ練習になりますよ(精神的に)。自分の日本語と英語の発音、および伝え方の問題点が鮮明に分かりますし、他の人の長所と短所も分かって勉強になります。

それから、その録音を使って練習です。先生役は、教材を録音した人。当然、事前準備などをして、「ここは公約して欲しい」という考えを持って指導してもらいます。

勉強会で使うのであればそんな感じですが、1人で勉強するのであれば、上記を一人でやれば良いわけです。

いずれにせよ、一生懸命作ったものを惜しげもなくシェアしてくれた野口君に感謝です!みなさん、ぜひとも活用して、力をつけて下さい。

柴原 智幸

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野口先輩

通訳練習のファイル、本当にありがとうございました!
大切に活用したいと思います。

2年 松崎陽香

go back to the grindstone [雑談]

柴原先生
Cc通翻課程のみなさん

今日のブログに書いてあった"Going back to the grindstone"「仕事に戻って」について。

私はパソコンを開いているときはいつも英辞郎で調べてるので「英辞郎で調べれば訳が出てくるだろう」と思って検索しましたが、出てきませんでした。しかし電子辞書(ジーニアス英和大辞典)で調べたら意味が出てきました。(ちなみに、英英辞典で調べても出てきませんでした。"keep one's nose to the grindstone"は出てきましたが。)

「英辞郎に出ていなくて、普通の電子辞書に出てる表現ってすごい珍しいなー」って思いました。"Going back to the grindstone"のような英辞郎や英英辞典に出ていない表現はネイティブの方は日常生活で使っているんですかね?

かなりどうでもいい質問かもしれませんが、ちょっと気になりました。

志村明純

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志村さん
通翻課程の皆さん

いや、grindstoneで引けば、出てくると思いますよ。

http://eow.alc.co.jp/search?q=grindstone&ref=sa

……あ、あれ?イギリス時代に聞いたのは
go back to the grindstone

なんですが、ないですねえ……。

じゃあ、グーグル先生に聞いてみましょうか。

あれ?一応ヒットするけど、あまり数がない。

http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=1502836

上記のサイトによると、

to resume work on something, especially if arduous, after a break.
(いったん休憩したあとに、仕事を(特に辛い仕事を)再開すること)

となっています。

あんまり使わないのかなあ。何度か聞いて、「こりゃいい!」と表現ノートに書きこんだのですが。

石臼って、重いですからねえ。「またこれ回すのかよ」って感じ。

奴隷労働をしている人とか、昔のガレー船の漕ぎ手とかが、ムチをもった監督官に

「オラ、休憩は終わりだ!働け―!」

と言われて、ため息とともに「よいしょ」、と仕事を始める。そんな感じを勝手に想像していたのですが。

可能であれば、みんなでリサーチしません?ネイティブの先生に聞いてみるとか。

柴原 智幸

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(5月21日追記)
柴原先生
通翻課程のみなさん

今日、アメリカ出身のネイティブの先生に聞いてみました。やはり日常生活ではあまり使われないそうです。

ただ、仕事に戻るときだけでなく課題をやらなければいけないときなど、色々なシチュエーションで使えるとのことでした。


志村明純

「『理由はない』はダメなのかな」 by 中島君 [雑談]

山本さんの「何のために勉強していますか?」という質問が、通翻課程内にキラキラと輝くさざ波を広げています。
http://tsuhon.blog.so-net.ne.jp/2012-05-12-1

山本さんの問いかけに対する1年生の中島君の答えもなかなか良かったので、別エントリとしてアップしたいと思います。

柴原 智幸

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こんな時間にすみません。
3点だけ書かせて下さい。

①勉強会について

甘い考え方かもしれませんが、柴原先生になるべく居ていただきたいなと思いました。

先生もお忙しいでしょうが、特に通訳練習の時などは、聞きたいことが沢山出てきます。辞書を使う等のことは勿論しなければならないのですが。

せっかくの機会をもっと活用し、言葉が悪いですが先生をもっと「利用」したいです。

②「何故勉強するのか」について

自分のやりたいことの為に必要だと考えたからです。

皆さんの意見のなかに「人生を充実させたい」「立派な人」「すてきな大人」といったものが多く見られました。そもそも、「人生を充実させる」「立派な大人」「すてきな大人」とはどういったものでしょうか?

冴先輩が「何の為に生きるのか」と書かれていました。

僕らは理由も無く生まれて、生きていかなければいけない。

光のない暗闇を、光とは何かを知らずにひたすら進んでいくようなものな気がします。生きるってことは。

18といえばもう大人ですが、子供の眼を手で隠したくなるような世界をそのままにしてはいけないと思います。
大人の責任の一つだと思います。

(柴原注:以下、歌詞の引用があったのですが、割愛させてもらいました)

MLに載せるようなことではないし、不適切だとも思いましたし、だからなんだって話なのですが。

T&Iにおいては、というより学問をする人間として「理由はない」はダメなのかなと思いつつ、ごめんなさい。

話が大分ずれましたし、自分でも何言ってるのかくるくるぱーですが、せっかく苦手なパソコンを打ったのでそのまま流します。

③一年生のことです。

ユメタンとユメブンを一週間に1ユニットずつやっていますが、それをユメタン1ユニット、ユメブン2ユニットにしてみませんか?

「まず自分がやってから言えよ」って自分でも思うのですが、、、出来ると思うのです。そうすると、ちょうど同時にこの2冊を一周できるし、早く基礎をなんとかしたいなと思いました。

もちろんこれは先生の方針に従いますし、焦って雑になっても仕方が無いのは分かります。一つの提案としてとらえて下さい。

頭痛いと余計変なこと考えだして、馬鹿が大馬鹿になってしまいました。

風邪や熱が流行っているので、皆さん気をつけて下さい、
おやすみなさい |-I

tak

**************

中島君

いろんなことを一生懸命考えているんだなと感じさせるメールをMLに流してくれてありがとう。とても好感が持てました。

インプットを元に、こうやってみんなで考えて、自分の思うところをアウトプットして、それをインプットしてまたアウトプットする。

思考のバトンをリレーして行くような、そんな行為が大切なのではないかと思います。

さて、具体的な質問が3つあったので、回答しますね。

> (1)勉強会について
>
> 甘い考え方かもしれませんが、柴原先生になるべく居ていただきたいなと思いま
した

OK!出来る限りそうします。ただ、ここしばらくは、ちょっと関係各方面の仕事の膨大なバックログがあって(特にNHKのラジオ講座関連。申し訳ありません……)、「出来る限り顔を出す」という形になるかと思います。

ただね、学生主体の勉強会に、あまり私が介入し過ぎても授業と変わらなくなる恐れもあるので、そのあたりは主催する側(土曜日の場合は小野尾君だね)とのバランスを測りつつ、ということになると思います。

> (2)「何故勉強するのか」について
>
(中略)
> 僕らは理由も無く生まれて、生きていかなければいけない。
> 光のない暗闇を、光とは何かを知らずにひたすら進んでいくようなものな気がし
ます。生きるってことは。
>
> 18といえばもう大人ですが、子供の眼を手で隠したくなるような世界をそのまま
にしてはいけないと思います。
> 大人の責任の一つだと思います。
(中略)
> MLに載せるようなことではないし、不適切だとも思いましたし、だからなんだっ
て話なのですが。
> T&Iにおいては、というより学問をする人間として「理由はない」はダメなのかな
と思いつつ、ごめんなさい。

「模範回答のない質問」だからこそ、みんなで考える価値があるし、中島君の「理由はない」という意見も立派な理由だと思いますよ。

中島君のメールを読んでいて、私の大好きな詩人である吉野弘さんの"I was born"という詩を思い出しました。

全文引用します。改行などがちょっといい加減ですが、ご容赦ください。

**引用ここから**

I was born

確か 英語を習い始めて間もない頃だ。

或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと 青い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。

 女は身重らしかった。父に気兼ねをしながらも僕は女の腹から眼を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを 腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。

 女はゆき過ぎた。

 少年の思いは飛躍しやすい。 その時 僕は<生まれる>ということが まさしく<受身>である訳を ふと諒解した。僕は興奮して父に話しかけた。

----やっぱり I was born なんだね----

父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。

---- I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね----

 その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。僕の表情が単に無邪気として父の顔にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼なかった。僕にとってこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。

 父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。

----蜉蝣という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね----

 僕は父を見た。父は続けた。

----友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は全く退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入っているのは空気ばかり。見ると その通りなんだ。ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまでこみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの粒々だったね。私が友人の方を振り向いて<卵>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ。お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは----。

 父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひとつ痛みのように切なく 僕の脳裡に灼きついたものがあった。

----ほっそりした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体----

**引用ここまで**



> (3)一年生のことです。
>
> ユメタンとユメブンを一週間に1ユニットずつやっていますが、
> それをユメタン1ユニット、ユメブン2ユニットにしてみませんか?
(中略)
> そうすると、ちょうど同時にこの2冊を一周できるし、早く基礎をなんとかした
いなと思いました。

よーし!よく言った!

実は、1年生の誰かがそう言い出してくれるのを待っていたのです。そうしたいなとは思ったのですが、どうも1年生の「やらされてる感」が強まっているような気がして、1年生側からの声があがるまで見守ろうと思っていました。

次の回から、要は今度の水曜日のそのまた来週から2ユニットずつチェックしましょう。

実は、そのぐらいのテンポでやらないと、顔合わせの時にぶち上げた、

「1年前期でB基準、1年後期でA基準を取る!」

という目標はなかなかクリアできないのです。大変なのは分かってます。でも、やろうじゃないですか。

だって、我々は「通翻」だから。

一般生が「そこまでやってらんないよ!」ということをやるのが、選抜された(つまり、他人を蹴落とした)みなさんに課せられた使命だから。

ロケットは、その燃料のほとんどを、大気圏から離脱するために使うと言います。逆を言うと、ちんたら大気圏を飛んでいたら、燃料がいくらあっても足りないのです。

同じように、みんなもある程度頑張って一気に基礎固めをして、「英語の宇宙」に早いところ飛び出して行って欲しいです。

冒険のステージは、大気圏の外にあるんですよ。

柴原 智幸

**************

中島君、柴原先生、通翻課程のみなさん、おはようございます。1年の平井祐未です。

最近、中島君がすごく頑張っているのが伝わってきて、負けていられないなと思っています。私なりに思ったことがあったので書かせて下さい。

①勉強会について

私も、もちろん柴原先生には時間の許す限りいて欲しいです。しかし、柴原先生は他にもお仕事があり、お忙しい身でいらっしゃいます。

また、神田外語大学の通翻課程に入っていなかったら私達学生が柴原先生とお近づきになんてなれなかったでしょう。

なにが言いたかったのかというと、私達が柴原先生のことを「先生」と呼ぶことができるのはとてもありがたいことなのです。

毎週土曜日の1時間でも2時間でも、私達の勉強会に来て下さり、しかも助言をくださるというのは贅沢なことなのだと思います。

しかし、柴原先生に頼りすぎてもいけないと思います。

先生はプロの通訳者として働いており、その経験を通して私達の疑問に「答え」をくれます。ですが、私達はその「答え」だけを知ればよいのでしょうか。その「答え」を知るために勉強会に行くわけではないはずです。

私達が勉強会に集まる意味は、「自分達で考えるため」ではないでしょうか。昨日の勉強会で言えば、「どのようにすればより良い表現ができるか」をみんなで話し合う場だったはずです。正解を出す場ではなかったはずです。先生がよく言っているように、「解無し学習」です。

1年生の私達は、頭ではわかっていてもまだ「解あり学習」をしているのかなと思う場面が時々あります。
柴原先生のアドバイスは、全て吸収していくつもりです。

しかし、その前に自分達でどのような表現が出来るか、自分達で何が出来るかを、考えるべきだと思います。

柴原先生、中島くんの言うようにこれからも「利用」していきたいと思いますので、よろしくお願いします。笑

②なぜ勉強するのかについて

私が言った、「すてきな大人」とは知識が豊富で教養のある人の意味でした。そのために、今、学ばなければいけないのだと話しましたが、中島くんの問いかけを聞いて、少し考えさせられました。

いくら教養のある人でも、学びを辞めてしまった人は「すてき」ではないと思います。おばさんになっても、おばあちゃんになっても、学びを求めて生きていきたいです。学びを求めている人は、キラキラと輝いていると思うからです。

私は神田外語学院から神田外語大学に編入学をしたのですが、私の他にも100人程の編入学者がいます。そのうちのほとんどが「就職に有利になるから」という理由で、大学に編入しています。(柴原注:そうかどうかは、統計を取ってみないと断言できないでしょうね。あくまで、平井さんの印象ということで話を進めることにしましょう)

私が大学1年生にわざわざ編入したのは、まだまだ学びたいことがたくさんあるからです。友達には「それでいいの?」と、問いたくなります・・・

つまり、目標も目的もなにもなく、学ぶことはできないし、それはうわべだけのものになってしまい、意味がなくなってしまう。

何のために学ぶのか、を日々意識することが重要なのだと思います。

③1年生の勉強法について

私も、ユメタン1ユニット、ユメブン2ユニットには賛成です。

先輩達との勉強会で、自分には基礎がなっていないということを感じました。また、基礎がなっていないと先輩達との勉強会も成り立たないと痛感しました。

先輩達と、中身のある、濃い勉強会を1日でも早くやりたいので、基礎を身につけるペースを早めたいです。

しかし、基礎を身につけられるのはユメタン、ユメブンだけではありません。ユメタン、ユメブンをしっかりとやりつつ、英字新聞を読んだりニュースを聞いたりして語彙を増やしたり、文法の勉強をしたり、自分から積極的に、かつ主体的に学んでいこうと思います。

わかりにくい表現があったらごめんなさい。日本語も勉強していきます・・・中島君、柴原先生、通翻課程のみなさん、これからもよろしくお願いします。

平井

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良いことを言っていますね。

小野尾

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中島君、通訳翻訳課程の皆さん

 素敵な大人 とは世の中のことや歴史などあらゆることを知っていて、なおかつ気が利く(人の気持ちを察するなど世間一般常識がある)人だと思っています。 書いたんだけどわかりにくかったみたいでごめんね。
 
 通翻課程に入って、やる気のある仲間と学べて私は幸せです。高校のときは、アカデミックな話をしたくても、できないことが多かったんです。なぜなら、友達同士でアカデミックな話題を出すのがタブーな雰囲気だったから。おかしいですよね…私はfunnyな話ばかりでなく、少しは真面目でinterestingな話をもっとしたかった。だから、今の環境がとても新鮮です。アカデミックな話ができる友達がいるって、とても大切なことだとおもいます。

 あと私は、頑張っている人や、やる気のある人がとにかく大好きなんです!!!皆が頑張っているところを見るとなんだかうれしくてニヤニヤしちゃいます(笑) 

裕未ちゃんが勉強会を企画したときも、いいね!と思いました。実際、内容も充実していてとてもためになりました。裕未ちゃんに感謝しているし尊敬しています。ありがとう。とにかく、通翻の人たちは皆素敵です。あー私も頑張らなきゃ!!大口をたたいている割に、大したことしていません(^^;)

一年 大平桃子

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立派な人とは何か?

とりあえずわかっていることはわからないということです。でも立派って言われてイメージできる方向は皆一緒だと思います。


インプット・アウトプットについて

映像ってアウトプットを視野に入れながらインプットしますよね。だって欲しいシーンが終わっちゃったらもう撮れないんだもの。だから準備が必要なんです。

Espoirは発信する団体です。

設樂竜一

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中島君、通翻のみなさん、こんにちは。

人生を充実させるとは
物事をたくさん吸収して、それを将来あらゆる場面で最大限に活用して生活していく・・・って感じですかね。
自己満足も否めないけど、誰かの役に立って価値を見出すことが幸せに繋がります。
個人の価値観とかで違ったりするかも。

(柴原注:こらこら、誰だこれ書いたのは。メールには「宛名」と「署名」。忘れないように。)
(5月15日追記。どうやらこれを書いたのは笠原さん、ですね。違ったら名乗り出て下さい)

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みきてぃ先輩 通訳翻訳課程のみなさんへ

こんばんは。レスポンスが遅くなってしまい、すみません。

私は、「社会に出て騙されないため」に勉強しているのだと思います。これは、高校生の頃の世界史の先生のお言葉なのですが、水挽君の言う「良い選択をするため」というのと似たような意味合いで解釈をしています。
また、知識を得た後の、以前とは異なった視点から世界を見てみたいからです。

1年 石坂朋美

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