全国大学生英語プレゼ​ンコンテストとマーケ​ティングコンテストの​感想 [活動紹介]

みなさん、こんばんは。松崎陽香です。

今回は、後期に行われた、神田主催の全国大学生英語プレゼンテーション、神戸市外大主催の全国大学生マーケティングコンテストの2つに関して、自分が感じたことをまとめたので、是非みなさんとシェアしたいと思いメールをしました。

少し長くなってしまいますが、出来るだけ多くの通翻生に見てもらいたいと思い、word形式にしませんので、是非時間があったら読んでみてください。

★全国大学生英語プレゼンテーションコンテストについて

このコンテストは神田グループが主催したもので、全国の専門学校生、大学生、大学院生を対象にした英語プレゼンテーションコンテストです。個人の部とグループの部があり、わたしは椿さん、足立さんとグループの部に出場しました。テーマは3つあり、その中から1つを選択します。(テーマ1富士山を世界遺産に登録するためのプレゼン。テーマ2候補地を選んでオリンピック招致。テーマ3オバマ大統領に日本の新幹線技術をアピール)わたしたちは、テーマ3の新幹線をアメリカに売り込むというものを選びました。

一次予選は、プレゼンの内容の要約(300words)といくつかの質問に答えたムービーを提出しました。そして一次予選を通過した人が先月神田外語学院で行われた大会に出場しました。午前中は、8チームほどに分けられ各教室でプレゼンをし、最終的にグループ、個人の部から各4名(チーム)が選ばれて最終ラウンドに進みました。

まず、準備の段階で苦労したことや工夫したことについて書いてみます。まず、苦労した点は、10分という限られた時間の中でどのようにオバマ大統領を説得させるようなプレゼンをするかということです。そのために、アメリカの高速鉄道、アメリカが抱える交通状況、日本の新幹線技術の高さ、など色々とリサーチをしました。最終的にわたしたちは新幹線の安全性と正確性、環境への優しさ、経済効果をもたらす、という3点からプレゼンをしました。工夫した点としては、出来るだけオバマ大統領(聴衆)に語りかけるように、疑問文を多く使ったり、スライドも一目で内容が理解できるように作りました。また、スティーブジョブズのプレゼンを見たり、何度も練習をしてSALCのプラクティスセンターでELIの先生やパブリックスピーキングの先生にプレゼンを見てもらいアドバイスを頂いたりもしました。その中でも非常に貴重なアドバイスを頂きました。特に印象に残っているのは、”聴衆の目線に立つ”ということです。わたしは新幹線がもたらす経済効果を紹介する際に、九州新幹線がもたらした経済効果を例として挙げました。その際に、何も考えずに普通に「〜yen」などとスライドに記入して、プレゼンの際も「〜yen」と言っていました。しかし、今回のプレゼンではオバマ大統領という設定になっていて、審査員も英語スピーカーの方々がメインなので円だとどれくらいかパッとすごさが伝わらないというアドバイスを頂きました。とても細かいことですが、聴衆のことを考え、円、ドルの両方で表記することが大切だと気づきました。このように、他の人にプレゼンを見てもらう事によって、自分たちだけで練習していては気づかないたくさんの点に気づくことができます。また、1人の先生だけではなく、色々な先生から見てもらうことも大切だと感じました。SALCなどの充実した施設や、多くのネイティブの先生、コミュニケーションを専門としている先生方がいるので、みなさんも是非積極的に先生方にアドバイスを頂くことをおすすめします。先生方もとても快く引き受けて下さいました。本当に感謝しています。

次に、他の出場者のプレゼンを見て感じたことについて書きたいと思います。まず、最終ラウンドに残った方々のプレゼンはわたしの想像を超えるもので、聞いた後は自分と同じ大学生ということが信じられませんでした。(しかも、応募条件が1年以上の英語圏での留学経験がないこと、となっていたので、みなさん帰国子女ではないということになると思います。)
英語が上手というのはもう大前提で、人を惹き付けるプレゼンばかりでした。まるでTEDのプレゼンを見ているような感覚になりました。では、どうしてこんなにも人を惹き付けるプレゼンだったのか。まず1つ目に挙げられるのが、聴衆に語りかけている、という点です。私たちのプレゼンは(アドバイスを頂いた先生からも指摘されましたが)暗記をしているような印象を与えるようなものでした。しかし、ファイナリストのプレゼンは全くそのような感じがせず、伝えたいことを自分の言葉で効果的に伝えていました。もちろん、感情の込め方、間の取り方も素晴らしかったです。2点目は、感情に訴えかける形容詞を多様していた点です。3点目は、まじめなプレゼンの中にもユーモアがあった点です。これは私たちには完全に抜けていた点でした。最後の点は効果的なスライドです。わたしは特にインプレッシブ賞を受賞した方のスライドがとても印象に残っています。大事な情報だけを凝縮したシンプルかつ洗練されたスライドでした。さらに、スライドだけではなく音響も有効活用していました。富士山の噴火について述べるところで噴火音(どーん、というような音)を流していました。こういう工夫により、観客が、よりプレゼンに惹き付けられていくのを感じました。

全体的に今回のコンテストを通じて感じたことについてまとめたいと思います。まずは、改めてグループでプレゼンをすることの楽しさを感じました。実は、最初は個人の部で出場しようと考えていました。しかし、なかなか1人ではアイディアが浮かばず、去年一緒に学内のプレゼン大会に出場した2人に、また今年も一緒に挑戦してみないかと打診したところ、OKをもらい、また3人で出場することにしたのです。三人寄れば文殊の知恵と言うように、やはり1人では思いつかないようなアイディアもグループなら思いつくこともできます。そして、お互いから学ぶこともとても多かったです。さらに、今回のコンテストを通して、他大学の学生のプレゼンを聞き、レベルの高さを実感し、とてもいい刺激をもらいました。同じ大学生とは信じられないくらいのプレゼンを聞き、感動すると同時に、悔しさも感じました。もっともっと頑張らなくてはいけない!と鼓舞されました。そして、留学から帰ってきたら、次こそはファイナルに進みたい!そのためにもっと頑張ろうと決意しました。

以前、岩井先輩がリンクを送ってくださいましたが、またリンクを貼っておくので、是非みなさんもファイナリストのプレゼンの動画を見てください。そして、来年、再来年と是非コンテストに出場してみてください。準備の段階でも学ぶことはとても多いと思いますが、何よりも、全国から出場する他大学の学生のプレゼンを見ることによってとてもいい刺激を受けることができると思います。
以下がリンクです。
http://www.kandagaigo.ac.jp/contest/report/index.html


★全国大学生マーケティングコンテストについて

これは以前にメーリスにも流しましたが、英語で神戸ハーバーランドの集客数を増やすためにSNSを利用したマーケティングプランを英語でプレゼンするという大会です。11月に関東大会が行われ、先週の土曜日に神戸で本選が行われました。残念ながら本選に進むことが出来ませんでしたが、今回のコンテストを通してたくさんのことを学ぶことができました。

コンテストには、椿さん、IC学科の3年生の先輩2人と一緒に出場しました。わたしは今までマーケティングに関してはほとんど知識がなかったのですが、今回のコンテストを通じてマーケティング、そしてSNSを利用したマーケティングについてたくさん学ぶことができました。ターゲット市場の調査、広告方法(電車広告や雑誌の広告がいくらかかるのか)などにつても初めての発見がたくさんありました。また、ハーバーランドのプロモーションビデオを制作したり、たくさんの新しいことに挑戦することができました。

また、他大学からはマーケティングのゼミからの参加者もたくさんいました。全国大学生英語プレゼンテーションコンテストの時にも感じたように、スライドがとても斬新なものなどもたくさんありました。また、斬新なアイディア(ターゲット市場を、お金と時間を併せ持ったシニア世代にするなど)にもなるほど、と学ぶことがたくさんありました。サイトから本選の動画が全て見れるので、是非みなさんも見てください。

http://marketingjp.com/

以上、とても長くなってしまいましたが、全国大学生英語プレゼン大会と全国大学生マーケティングコンテストの報告と感想になります。

両大会は来年も開催される予定なので、是非みなさん(特に1年生!)参加してみてください。たくさんのことを学べて、さらに他大学の学生のレベルの高さにも触れられて、モチベーションもとても上がります。

それでは、みなさん体調を崩さないように冬休みまで残り数日頑張りましょう!

松崎陽香
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