「いかに自分が恵まれた環境にあるか」に気づく体験 [留学]

元通翻課程生で、アメリカ留学中の上岡さんから次のような興味深いメールが来ました。メールの後半を引用します。

<以下引用>

本日(現地時間4月25日)、私の留学しているアイオワ大学にオバマ米大統領が来校し、Higher educationに関するスピーチを行いました。

スピーチ会場への入場券を入手すべく、先日3時間並び、今日は場所取りのために7時間並びました。「7時間」というと驚く人も多いかと思いますが、それくらいの事をする価値のあるスピーチでした。

私自身はオバマ大統領の写真を撮るのに必死だったのと、「あのオバマ大統領が自分の目の前にいる!」という
緊張で、スピーチは半分位しか耳に入りませんでした。

しかし、スピーチを聞いて思ったことがあります。それは、いかに自分が恵まれた環境にあるか、ということです。

アメリカ人の友達は、複数の奨学金を受けている上に、Student Loanも借りています。そこまでして自分で授業料を払って大学で学んでいます。

アイオワ大学は州立大学ですが、授業料が神田外大よりも高いです(学部によって異なりますが…)。私は、TOEFLを何度も受け、IELTSも数回受けました。

TOEFLやIELTSの受験料が安いとは思いませんが、“その受験料だけで、交換留学生として学部留学をし、現地の人と同じように授業料を払っていないのに、同じ授業を受けれる”という環境は、すごく恵まれていると思います。

その反面、自分は、親に授業料を出してもらいながら大学に通い、そしてその大学生活がもう丸3年も過ぎたというのに、まだまだ勉強不足な気がします。

特に1年生の時は本も読まず、ただ課題をこなすだけの年でした。あまり「学び」がなかった気がします。今更ですが、本当に後悔しています。もっと本や新聞をcriticalに読み、自分の考えを持つべきだったと思います。知識量を増やすこともすべきでした。

留学して気付いたことを踏まえて、帰国後もたくさん学ばなければいけないと思っています。きっと通翻図書が、その役割の一部になってくれると思います。

(Youtubeに早速オバマ米大統領のスピーチがアップされているので、リンクを貼っておきます。
オバマ大統領にスピーチは、とても分かりやすいスピーチで、難単語も特になく、もちろんですが聞き手を非常に意識したものでした。http://www.youtube.com/watch?v=3oOaf9SgI0g)

お忙しいところ、長文になってしまい申し訳ありません。
それでは、失礼いたします。

上岡 美樹

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